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お嬢様学校に通うののとはな。
ふたりが交わした秘密の手紙たち。

女子高生同士の内緒話からはじまった手紙だけど、時間の経過とともにどんどん深いものになっていく。
大切な人へ向けた文章というのは、ただ出来事を伝えるだけの言葉ではなく、内省を繰り返し、選んだ言葉を反芻し、思いもよらない心の底にある気持ちを掘り起こしたりする。
とは言え、文章を書くことを続けられる人(文章を書くのが好きな人?)は現代ではそう多くもない気がするので、きっとそういう言葉を交わせる相手には普通ならなかなか出会えないんじゃないかと思う。
自分を表現する言葉を伝える相手がいるのは幸せなことだ。