構造医学では骨盤にある仙腸関節を軸に施術をしていきます。
全身スクリーニング検査を実施して、仙腸関節の緩み(非荷重症候群)と、ネジ山の
ネジを捻じりきって噛みこんだ状態(角加速度症候群)の二大症候を導き出して整復してゆくのですが、最近は徒手で整復できる先生が少なくなってきているように思います。
確かに徒手で行なうには知識と相当の技術力が必要になってきますが、複雑で難しい症例には
器具だけの整復では限界があるのではと疑念を感じてしまいます。
ただ構造医学財団から精密でかなり高度で優秀な器具、機械が開発されて、会員が臨床で使用して、かなりの症例に奏功しているようです。
道具があるだけに、徒手での整復が減ってくるのかもしれません。
確かに問診からスクリーニング、診断、施術(骨盤整復)してテーピングそしてアイシングの器具や機械を使用しない臨床は、術者自身も困難であり体力的にもきついですが、きちっと整復出来れば素晴らしい結果が得られるのも確かです。
愚直ですが、原点のこのスタイルを崩さず日々努力精進していこうと強く思っています。