おとといね、まだ仕事があるってゆうのに、夕方頃に院長から｢ちょっとこっち｣と言われたんです。
もー、なーにー
声を掛けられるだけで何かキツイことを言われるんじゃないかと怖くて。
机に向き合い、なんの話かと思ったら、本契約の話でした。
うちでやってもらいたい、とのことで、契約書に難しいことがつらつらと書いてあるの。
甲は乙になんちゃら、とか。
読んでも馴染みのない言葉で全然なに言ってるかよく分からなくて。
で、私は院長のことが怖くてまだ仕事をして2週間程度？
なんか、いいように契約書を作られてるんじゃないかと契約の内容も怖かったり。
｢目通してどう？何かある？｣
って言われたので、
こっちからだってお願いの1つや2つはある
それを言ってやらねば。
面と向かって咄嗟に出た言葉は、
｢私からのお願いがあります。高圧的な言葉や命令口調はやめてください｣
ここで怖い態度をしたらと思うよね、普通。
だからなのか？
｢え、どこがー？全然そんなつもりはないけど…｣
みたいな感じで言われました。
その後すぐにお客様が来てしまったので、1本やって帰ってきたわけですが、帰ってくるとLINEが。
｢次の出勤日までに契約書出してください｣
ここで更にさっきのことを思い、
そうだ、私もさっきのお願いを契約書みたいに紙に書くわけにはいかないけど、口頭だけじゃなくて、せめてLINEに書いておこう。
そしたらちゃんと残るよね、と
思って、
｢先ほども言いましたが、本当に高圧的な態度、命令口調はしないでください。萎縮して仕事にも支障が出ます。｣
すると
｢まだ起きてますか？起きてたら電話ください｣
こーわーい
何を電話で話すつもりだ？
怒られるのかな？
もうあまり考えずに勢いで電話をしてみた。
するといつもよりは断然おだやかで、
院長：｢仕事中は気張ってやってるし、忙しいし、他の店舗からもトラブルが、とか連絡きたりするので、どうしても端的に伝えなければいけなかったりします。それが怖いと思われるのかなぁ｣
みたいな感じで話してきました。
私：｢それは分かりますけど、にしてもです。それにしても口調が強すぎます。トゲがすごいです。トゲだらけですよ？笑。お客様にもです。そのトゲを丸める作業を私がしてます笑｣
院長：｢あぁ、そうすか苦笑｣
そんな感じのやり取りをして、途中はどんな話だったか忘れたけど、突如私のことを褒め出す。
院長：｢こんなこと言ったら勘違いされそうですが…れもんさんの人間性が好きです。業務委託ではなくてね、うちの内部に入って責任者とか、のちのちやってもらいたいなとか思います。｣
院長：｢うーん……適当な言葉が見つかりませんが……なんてゆうか……素晴らしいですよ。｣
本当に驚きのことを言われました。
しかもこれを言ってるとき、電話でもものすごい伝わるくらい緊張してるし、スっと言葉が出てこなくて、めちゃくちゃしどろもどろだった！
初めての告白か！笑
てゆーか、なんだろこの人。
褒めることに対して異常になにかもってるよね？って思う。
なにかトラウマでもあるの？
褒めたらどうになっちゃうの？
私には、ぜんっぜん分からなくて、なんかすごーく不思議な人。
次の日も電話で話した後に思ったことことなどをLINEで伝えてみた。
この際、思っていることを全部言おうと思って。
口調が強すぎだけじゃなくて、有り得ないほど細かい人で、ほんと、小姑のように、こまかーいことを突いてくるので、そういうのも嫌です、とハッキリ言った。笑
ここだけは気をつけてあとは自分のやりやすいように自由にやって、くらいのほうがのびのびできて、結果いい仕事ができます、と言った。
すると向こうの送信取消があったので、
何か伝えたいことありました？
と聞いたら、
｢悩んでいます。何を言ってもれもんさんを追い込んでしまいそうで、とても悩みます。どうしたらいいですか｣
私：｢重大なことでない限り、見守ってもらえると有難いです｣
院長：｢わかりました｣
私が言ったことによってここ数日でもずいぶん変わった気がします。
前なんか悩む前にあーだこーだと小姑のように細かいことを指摘し、しかも高圧的な言い方をしていた人が、悩んで送信取り消すほど…。
自分の思っていることを相手に伝えるだけでもスッキリするのに、更にこんな風に変わろうと努力しているのが見えたので、ちゃんと言って良かったです。
ちなみにサインした契約書はまだ書いていません。
出して正式に契約しても、なんだかんだと、これからも何かありそうな予感はしている。
でも、すごく正反対な院長と私なので、きっとお互い学びがあるんだろうなぁと思っています。
今まさに、
｢学んでるなー！自分の人生を良くしようと私、頑張ってるなー！｣
って、実感するから。
もう、これからの人生は、我慢ではなく、
私という人間を出していきます。
それで合わないのは仕方のないこと。
全員と合うわけがない。
それも覚悟して、私という個性を出して、もっと輝いていくことが目標です。