吐き出しの続き。







祖父母、伯父に対してもだ。


定期的に拾って見てたけど、それでもまだ出てくる。



親だけじゃなくて、

祖父母の言動でもたくさん傷ついてる。



過去にこのブログでも書いたことがあるけど、祖父母の家に行くと、あからさまに姉と差別された。

姉の写真立てだけ飾ってあるし、姉としか話さないし、食べるものだって、同じものは出されない。

姉には豪華なお寿司。私にはいなり寿司が置かれた。


両親だってその場にいたけど、誰もおかしいって言ってくれる人はいなかったじゃん。

みんな見て見ぬふり。




姉の持久走で1位とったビデオだけ音楽つけてスローモーションにして編集されてたのに、同じ1位をとっても、私のはビデオすらなかったじゃん。



どれだけ姉の存在が嫌だったか。

一人っ子だったらよかった、って何度も思った。



憎い存在の姉だけど、意地悪なこと言ったことはない。

どれだけ姉にひどいこと言われてもね。






娘が生まれて少しすると、色んな人から言われた。

「子どもひとり?兄弟作ってあげなきゃ可哀想じゃない」って。



「あは。そうですね」って、思ってもいないのに、愛想笑いで、いつも嘘をつく。




子どもが一人だと可哀想って、誰が決めたの?

私は姉がいたことで可哀想な思いをたくさんした。



私がどれほど男の子を欲しかったか。


小さい頃から男の子が欲しかった。


でもその自分の願いは諦めて、私の元に来てくれた娘を大切にしたいって思った。



子どもが二人いたら、いつか知らないうちに私も子どもを傷つけてしまうかもしれないと思ったから。



娘を産む時に、自分と約束した。


自分と同じ苦しみは、この子には絶対にさせない。

死んでもさせない。

連鎖はさせない。





私の中ではそれが正義だった。


それだけ娘を守り抜くと決めた自分を、赦したい。





自分の親は、親らしいことをしてくれなくて、ちゃんと育ててくれなくて、【親失格】って思ってた。



自分も娘から【親失格】って、言われないように、って過剰にやり過ぎたこともいっぱいある。


そしてまた自分を後回しにしちゃった。



遠足で、バスの中で具合悪くなっていないか、友達とケンカしていないか心配で、こっそり後から車で追いかけて行ったことは、何度もある。


学校や友達の家に怒鳴り込んだことも。









後悔は、してない。




自分をどれだけ犠牲にしても娘を守りたかった。

小さな私を守りたかった。




それは、間違っていなかった。







祖父母、伯父のことは、まだ赦せないかも。

ゆるしたくもない。


何も悪くもない私をここまで傷つけたこと。



亡くなった時、みんな悲しんでるのに、私はホッとしたんだよ。

もう、傷つけられずに済むって。



人が死んでるのに喜ぶって、私はダメな人間だと思った。


でも、何もなくてそうはならないから。


それだけ傷ついた。

あの人の存在が苦しかった。






でもいつかな。4ヶ月、5ヶ月くらい前かな。

一緒にお買い物してる夢をみた。


私にアクセサリーを買ってあげたいって、張り切ってる姿を覚えてる。


その横顔は笑っていたよ。




今は赦せなくても、そんな自分も赦したい。



ちょっとずつね。