――幼いころから 人と違うものが見えた。人ではないと避けられてきた。 

「ねぇ、行くわよね?、ほら、行きましょう!倉田さんも!」

…高校生の放課後、と言えば よリ道買い食い  自由を満喫するが華、か。

如何なのだろうか。 其れは … 暗黙の、義務?

「多軌さん!?」

「あら、くらちゃん!」

男子高校生が五人に 二組の委員長に 同じクラスの多軌さんに、わたし。

合コン 否場違い。 男子女子各三人以上で 1000円飲み放題食べ放題とか  お店にとって明らかに損。 少子高齢化が進むこの町の 苦肉の策か。然しながら 果たしてこの中に 無事ゴールを共にする のはいるのかと。口の端で苦笑しながら 男子を見つれば 紹介はしてくれたようで 頭を下げるだけでよかった。

 「否、此れ…」

カラオケかよ。口の中で舌打ちした。 乗りのよさそうな 女子二人と男子二人。

嗚呼 これは不味い。 テーブルが分かれてしまった。 色素が薄い端麗な少年と 黒髪の。おとなしいグループ。どう見ても数合わせだ。それに この雰囲気に入る必要性も感じられない

「えっと、君は どうする?」

「…オレンジ、で」

え? 

携帯の隙間から顔をあげれば  きょとん そんな形容が似合う美少年。

「…名取周一の ニューシングル、か。」

「え、ええええ!!!???」

「「「「夏目{君}!?」」」」

「や、っごめん…ぷっ意外で、さ」

「…いや その反応が意外なんだけど」

「いや、その 流行とかに 敏感そうに見えなかったから」

目をぬぐっている。そんなに 面白かったのだろうか。

「おれは、夏目。二組の 夏目貴志だ よろしく。」

「…ん。」

――幼いころから この目のせいで 見えたくないものが見えた。

人ではないと 避けられてきた。 でもこんな私でも ひとに、普通の高校生に なれるのかもしれない。







相変わらず 駄文。ここからどうなるのやら。誰も知らない。



とうとう夏目にまで手を出してしまった。 まぁ夏だしいいか。7/1誕生日おめでとう。秋からアニメ五期おめでとう。 drrと同じ制作会社だったなんて知らなかったけど、しってしまった。 メガネ外した名取が サングラス取った 静ちゃんにしか見えないじゃないですか。