神聖な強さとともに
あなたの強さは、あなたとともにあります。あなたがそれをどんなコースに導くかで、すべてが決まります。あなたは、それを転落するためにも上昇するためにも使うことができます。
ジェームズ・アレン
("THE LIFE TRIUMPHANT", James Allen, 『「原因」と「結果」の法則¤』P50〜P52,サンマーク出版, 2004年4月10日, 訳 坂本貢一)
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本日の担当は、
原因と結果の法則メソッドコーチ
萱森 実です。
本日与えられた問いかけは、
自分の強みをどうやって活かすか?
強みを自覚することすら、なかなか難しいと感じてしまいますが、
その強みをどのように使うかですべてが決まってしまうそうです。
そんな大切なことですから、
まずは、強み自体について触れてみたいと思います。
強みって自分ではなかなかコレと見つけにくい
そんな気がしています。
アレンさんはこの章でも、
弱みは強みである、という逆説的なことをおっしゃられていて
おもしろい問いかけだなぁ、と感じていました。
自分自身を振り返ると、
強みというのは人に言われて気づいたように思います。
弱みの方は誰に言われなくても気づくのですが、、、
得意だったり好きで没頭したりしているものが、
人の役に立った時に、強みと見なせるのかもしれません。
私は中学1年生の時にサッカー部で球拾いばかりをやらせていた時、暇で暇でしょうがなかったので、指ぱっちんの練習をしていました。
やりすぎて指がしびれるほどでした。
練習に練習を重ねた結果、すべての指でパチパチパチパチ鳴らせるようになりました。
しかしこれは、どこでどのような強みになると言うのでしょう?
ポール牧のような芸人さんもいましたが、
それは指ぱっちんがすごいから芸人さんになれたわけではなく、
彼がおもしろいからなれたんですね。
得意とするもの自然と続けられたもので
人の役に立てられたら強みで認めるとしたら、
勤務している高齢者施設で、指ぱっちんが大好きな方がいます。
その方は認知症なのですが、一緒にそれをやると
とても喜んでくれます。
強みって純粋に見ていくと、
そんなことでもいいかもしれないですね。
本章のテーマでもある、強みの活かし方に立ち返ってみましょう。
自分が行うべきことを行うために、綿密な計画が必要だと感じたならば、まず、それをじっくりと練り上げることです。そしてそれが練り上がったら、機を逸することなく、それに従って速やかに行動することです。
ジェームズ・アレン
アレンさんの視点は宇宙の視点であるので、
強みの位置付けも壮大かつ深遠なものとなっています。
先ほどの例えは、刺身のつまにもなりませんね。
みずからの夢や目標を達成していくためには、
強みを最大限発揮してどんどんレベルアップしていきたいですね。
私はちょうどその端緒についたところで、
仕事をしながら旅を続けることをしていくために
先月、仕事を退職し、あらたに株式会社を立ち上げました。
まだ引き継ぎを兼ねて前職をやりながらダブルワークの形に
していますので、ゆったりとしたものです。
起業をして、まずは何をすべきか
私の師匠の勝楽喜さんに相談したところ、
アレンさんと同じことを助言されました。
「10年先、30年先、50年先の計画を作りなさい。」
そんな先の計画を作ってどうするのか、
と思われるかもしれませんが、
事業はできるだけ先を見た方がぶれることはありません。
それに、自分が始めたことは、小さな子供の頃からの夢でしたので、
40年近く温めてきたものですから、
40年先を見て計画を作るのが妥当かもしれません。
そして大事なのが、
計画が出来上がったら、タイミングを見て即座に始めること。
以前、青い鳥ばかりを追いかけていたころは、
すてきな計画を立てても、翌日から計画倒れになることも
しばしばありました。
今作っている計画は、きらびやかなものではない感じはしますが、
山道を一歩一歩上がるための具体性が出ており、
登っている最中に出会うさまざまな自然との交わりや
見晴るかす眺望をイメージしてワクワクしている状況と似ています。
しかし、アレンさんは計画の重要性と同時に、
排除すべきことも明確に挙げています。
同時に、怒り、頑固さ、肉欲、強欲を排除することです。
怒りは、弱い人間をあらわします。弱みは強みと言っていますが、弱い人間は強い人間ではありません。
頑固な人は、心の狭さと、学ぶ意欲がないため反省することができない愚かな人間です。
肉欲を第一にする人は、刹那的な喜びにエネルギーを使いすぎるため、大事な時にエネルギーが発揮できない人です。
貪欲な人は、本当に価値のあるものを知らないためにエネルギーを地獄の苦悩を味わうために使う哀れな人です。
自分自身を振り返ると、以前は怒りを行動の原点においていたので、弱い人間だったということです。
なにかを達成しようとするときに、進んで弱くなろうとしていたのですね。
当時の自分の心の機微を思い出します。
チャレンジすることに燃えているのに、心の中では、
「これができるようになってもどうせうまくいかないのにね」
と自分でも聞こえないような小声で、ぽそっと言っていました。
その小声の弱い自分と長年かけて向き合ってきたことで、これからたどろうとするコースに怒りの炎上コースを選ぶことをなくすことができました。
感情にまかせて浪費することもできれば、善意とともに有効利用することもできます。同じエネルギーが、あなたを野獣にも、神にもするのです。
ジェームズ・アレン
そしてもう一つ、ガツンとやられた一言が、
曖昧な願いや馬鹿げた後悔は捨て去りましょう。
不平、不満、自己哀れとも、おさらばしましょう。
心の中のあらゆる悪を一掃しましょう。
ジェームズ・アレン
後悔は馬鹿げたものなのですね!!
後悔したくないからこれをやる、
この選択はもう持たなくていいなんて!
このまま世界を自分の足で歩かずには絶対に死ねない、
と後悔を前提においていました。
なので、
後悔したくない、という思いだけをずっと実現してきたんですね。
顔を上に向けましょう。心人生のなかから、あらゆる醜さと弱さを放り出し、未来の神聖な強さとともに立ち上がりましょう。
ジェームズ・アレン
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
良き日になることを、心から祈っています。
萱森実
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