引き寄せの法則の起源『原因と結果の法則』
「思いと環境」
『自分の心をしっかりと管理し、
人格の向上に努めている人たちは、
「環境は思いから生まれるものである」
ということを熟知しています。』
ジェームズ・アレン
("As a Man Thinketh", James Allen, 『「原因」と「結果」の法則』P19,サンマーク出版, 2003年4月25日, 訳 坂本貢一)
『「原因」と「結果」の法則』の著者、ジェームズ・アレンは
第1巻の「思いと環境」の章で、
気焔をあげるがごとくに
「思い」がいかにして「現実」を変え得るかを述べています。
アレンは、人間の心は庭のようなもの、と例えて言います。
『もしあなたが自分の庭に、美しい草花の種を蒔かなったなら、
そこにはやがて雑草の種が無数に舞い落ち、
雑草のみが生い茂ることになります。』
「思い」は、出発点です。
自分が運営管理するお庭が、
花々やフルーツが生い茂っていてカフェでもできる快適な環境になるか。
ゴミが落ちていたりぬかるみがあり匂いもひどかったりと、
周りに迷惑な環境になるか。
アレンによれば、
実現している「現実」を見ることが、その人の「思い」を知る上でとても大切です。
優しくて素晴らしい人格と言われる人でも、
生活が貧しく問題ばかり舞い込んでくるようであれば、
その人の「心」や「思い」は問題を抱えています。
逆に、
問題視ばかりされる人が豊かで、良い目にばかりあっているようであれば、
その人の「思い」は人知れず素晴らしいものがあるのです。
なんだか、昔から本やテレビで目にしてきた物語とは正反対ですね。
「思い」が良ければ、素晴らしい環境が用意され、現実が好転していきます。
今日も良い「思い」を持って、自分と世界を調和していきましょう。