RIKIMARUのブログ

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釣りと家事半分の生活です。

イランはペルシャ帝国から続く長い歴史の中で、ことごとく多くの侵略者を撃退してきた。中心部までは攻略されていない。理由は国そのものが自然の要塞、すなわち大山脈と広大な砂漠に囲まれている。アレキサンダー大王もモンゴル帝国も諦めた地だ。

 

現在はどうだろう。サウジ・クエートなど産油国からの石油はイランのヘリを通らなければならない。つまり世界の石油エネルギーの2割を封鎖することができるのだ。この海峡カードの威力は計り知れない。原油価格の暴騰を生じさせ世界経済を大混乱に陥れることが可能となる。実際に先物相場は危険水域を超えた。まっかっかの赤信号である。

 

昨日の停戦合意で絶壁を下るように急降下。キワドイところで下げに転じている。

 

イスラム革命後のイランを強国にしているのは二つの軍事組織。正規の国軍とIRGC(イスラム革命防衛隊)である。IRGCはチャイナの人民解放軍と似て独裁者直轄の強大なフォース。アメリカはテロ組織と認定している。イランのインフラに深く根を張っていて国家を動かし国民を厳しく管理している。すなわち大統領や外務大臣よりも力があるのだ。さらにIRGCはパレスチナのハマス、レバノンのヒズボラ、イエメンのフーシ派などのテロ組織に資金と武器を提供し敵対国へのテロを繰り返している。

 

重装備の最新空母や高性能の戦闘機はない。軍事力ではるかに劣るこの国が軍事大国アメリカ・イスラエルと戦えるのは安価なミサイルと自爆ドローン、そしてボートでホルムズ海峡を封鎖する禁じ手を有していることだ。さらにはテロ組織のネットワークで親米国を疲弊させ民間人を含めて殺戮している。

 

この国には2500年続いた歴史のプライド、16世紀から500年続く国教シーア派という宗教的な支柱がある。周辺アラブ諸国はおしなべてスンニ派だ。かつてスンニ派イラクから侵略されかけた。これがイラン国民のアイデンティティを一つにまとめた要素となっている。

 

2週間の停戦と協議はこれからだ。いったいどんな展開になっていくのだろうか。予断を許さない。

 

海外首脳が引きも切らずに来日しているそのさ中、あの石破は又余計なことをしでかしている。「トランプはおだてりゃいい、反対意見を言えばすぐにキレる」トランプに何か言ったことが1度でもあるのか。海外メディアはこれをAIで翻訳、世界中に英文で拡散してしまう。日本人は非礼と軽んじられるだろう。昨日は頼まれもしないのに歓待を期待してか訪韓した。相手の大統領は先日来日したばかりである。おっかぶせて何がしたいのだろう。暇を持て余し、ろくでもないことしかしない。