【SEO】逆SEO・誹謗中傷対策の情報…「漫画「外道の歌」アイドルストーカー編2話」 | おもしろサッカーSEO対策!

【SEO】逆SEO・誹謗中傷対策の情報…「漫画「外道の歌」アイドルストーカー編2話」

▼最近の逆SEO・誹謗中傷対策の関する情報まとめです。

【誹謗中傷・逆SEO】漫画「外道の歌」…アイドルストーカー編2話感想[SEOコンサルタント.com]

 

前回は被害者、依頼者である山里かんなの依頼内容はほぼ全てでした。
そして今回から「朝食会」による復讐が始まります。

【「外道の歌」51話】
「朝食会」榎加世子と鶴巻裕の打ち合わせ。
まず「アンチ(犯人)」ののアカウント(ツイッター?)と
パンゲアチャンネル(実際の5chのようなもの)での誹謗中傷書き込み
の書き方のクセから同一人物と推定。
鶴巻の「匿名の書き込みから特定できるのか?」
の問いに加世子は
(正攻法なら)弁護士を通じて「IPアドレスの開示請求を行う」
と説明。さらに
「悪質な誹謗中傷や名誉毀損のケースにおいては比較的簡単に開示請求の仮処分が下りる」
ただ、IPから辿れるのはアンチが使用していたプロバイダのみ
と解説。
次の手順としてはプロバイダ会社に個人情報の開示請求を行うが、
これが困難。裁判所命令でも取らない限り個人情報の開示はされない。
鶴巻「ネットでの中傷くらいじゃ厳しいという事か」
そこで加世子は別の施策として、プロバイダの社員を調べ上げ、弱みを握る作戦を話す。
幸い、アンチの使用していたプロバイダは社員十数人の会社でるためそれが可能であった。
そして、鶴巻がプロバイダ社員の中に借金をしている者を発見し買収を計画。
加世子は「メールアドレスのみでいい」と、ハードルを下げる事を助言。
見事にアンチのメルアドを特定し、複数の名簿業者を使い調べた所、ネット通販の履歴から個人の特定に成功した。
この情報を山里かんなに報告。アンチは「東幸則」という35歳の男だった。
提示された資料には名前、顔写真、メールアドレス。
「住所」は黒く塗りつぶされ、電話番号は下40ケタが隠されていた。
既に2週間張り込んで生活パターンを把握しており、2日後に連れて行くと提案。
山里かんなは「両手の指を全て切断…」とつぶやく。
それに加えて「東幸則の個人情報をや過去のコメントを流出させる」
これが「復讐」の内容のようだ。
山里かんなは「生理」を理由に2日後の予定を遅らせたいと言い、計画は1週間後となった。
そして3日後。
東幸則の自宅に山里かんなが現れ東幸則を暴行。
加世子に電話する山里かんな。
次回につづく。

誹謗中傷業対策コンサルタントの感想

「朝食会」は本当に有能だし便利ですよね。
開示請求についてはまさに書いてある通りです。
情報開示請求(発信者情報開示請求)についての説明です。

発信者情報開示請求とは|ベリーベスト法律事務所

開示請求は、プロバイダ責任制限法第4条に基づく情報開示請求です。これは、インターネット上で他者を誹謗中傷するような表現を行った発信者の情報(住所・氏名・登録された電話番号等)について、プロバイダに対して、情報の開示を求める制度です。
一般に、インターネット上の違法な書き込みにより名誉毀損や誹謗中傷を受けた場合、そのような記事やコメントを掲示板などのサイトに掲載した人(発信者)は、被害者に対して、民法上、不法行為に基づく損害賠償責任を負うことになります。誹謗中傷等の被害を受けた被害者は、加害者である発信者に対して、不法行為に基づく損害賠償請求をすることができます。また、書き込み内容によっては、発信者には名誉棄損罪や業務妨害罪等の刑事上の犯罪が成立します。この場合、発信者は刑事上の責任を負うことにもなります。

しかしポイントは
鶴巻の「ネットでの中傷くらいじゃ厳しいという事か」というコメントです。
まずは「発信者情報開示請求の要件による問題」です。

●権利が侵害されたことが明らかであること
一般に「権利侵害の明白性」と呼ばれる要件で、多くのケースで問題となります。
●正当な理由の存在
正当な利益が認められるのは、発信者に対する削除要請のために必要であるため、民事上の損害賠償請求権の行使に必要であるため、謝罪広告などの名誉回復の要請に必要であるため、差止請求権の行使に必要であるため、刑事告発のためなどの法的手段をとるにあたり本人を特定する必要性がある場合に認められますので、その意味では、発信者情報開示請求の制度趣旨をそのまま実現しようとする場合が、認められる典型的なケースとなります。
他方で、認められないケースとしては、私的制裁など不当な目的のために開示を受けようとする場合で、すでに賠償金が支払い済であるなど、上記法的手段をとる必要性がなくなっている場合などが挙げられます。
ベリーベスト法律事務所 より)

このように、きちんとした理由が無ければ認められません。
そしてもう一つは「費用の問題」です。
もう一度プロ野球・井納選手の事例を紹介します。

※資料
DeNA井納投手の「嫁酷評」提訴で注目 「選手の奥さん叩き」掲示板のエグい内容

まずは、情報開示請求は弁護士に依頼する費用がかかります。
さらに、情報開示請求の費用がかかります。この件では情報開示請求に77万円かかったそうです。
このように、一般庶民の感覚ではかなり高額な費用がかかります。
実際に誹謗中傷業対策業者には、5chなどの掲示板に誹謗中傷や個人情報をかかれた、ツイッターやフェイスブックに誹謗中傷や個人情報を書かれた、
という相談が多数寄せられます。
そこでお客様が相手の特定を希望した場合は「弁護士へ依頼すべき問題ということ」と「予想される費用」
を説明すると、諦める方が沢山いらっしゃいます。

ただ、5chなどの掲示板に個人情報が書かれた場合は、本人からの申請であれば削除される可能性が高いです。
ポイントは「個人を特定できる情報」と「本人からの申請」です。
「本人からの申請」といってもどのようにすればよいかわからない方も多いかと思います。
誹謗中傷業対策業者ではほぼ申請書類を代わりに作成し、あとは本人がサインし送付すれば良いだけ、という状態までのお手伝いをしています。
詳しくは誹謗中傷業対策業者にお問い合わせください。

そして、お話の感想ですが、犯人が特定されて、あとは攫ってお仕置き・・・
と思いきや、山里かんなが予想外の行動!
東幸則の写真を出された時に山里かんなが「この人知ってる!」というようなリアクションをせずに黙って
いたのが不自然だな、と思っていたのですが、なるほど、自分で復讐するつもりだったんですね。
自分で復讐できる行動力や、覚悟があるのであれば特定まで弁護士に依頼、で良いのでは?
とも思いますが、これが逆にリアルだと思います。
そもそも山里かんなは「情報開示請求」というものを知らなかった訳です。
どういう流れかはわかりませんが「朝食会」の事は知っていて「朝食会」に依頼する事で初めて
「情報開示請求」を知った。そしてこれは推測ですが、
犯人が東幸則と分かった事で「こいつ知ってる」⇒「自分の手で復讐したい」
というように変化したのかなと推測しました。
次回以降の予想なのですが、加世子は山里かんなの行動については予想していたのではないかと思います。
というのも、カモとトラの「復讐屋」ではカモとトラが手を下すのに対し
「朝食会」は依頼者が直接手を下す事が主な組織だからです。
(違うようでしたらすみません)
いずれにしても、非常に面白い作品であり、特に今回のシリーズはIT系に興味のある方に是非読んでもらいたいストーリーです。
この「外道の歌」は実写映画化が決定しており、さらに人気が出る事でしょう。
さらには「外道の歌」コミックス最新6巻が6月11日に発売となります。
お勧めです!