『福田君を殺して何になる-光市母子殺害事件の陥穽-』増田美智子著を読んで[1] | おもしろサッカーSEO対策!

『福田君を殺して何になる-光市母子殺害事件の陥穽-』増田美智子著を読んで[1]

ガジャヒンの裏?仕事体験!~私のしごと館~-仕事体験プロフ

社会的に大きく取り上げられ、話題になり議論を呼んだ「光市母子殺害事件」。
この事件について取材されて書かれた本が、犯人の実名入りで出版され、その事がまた話題になった。

私はこの本を読んで感じ、考えた事を、読んだ時系列順に書いていきたいと思う。

 

ガジャヒンの裏?仕事体験!~私のしごと館~-『福田君を殺して何になる』増田美智子著1

 


まずは「序章 予期せぬ返事」「1章 少年時代」について。


まず、この本を読むまでの私の知識は、この事件に関する書物を読んだ経験が無く、民放のニュースからたれ流されてきた情報を得て、民放の報道の放つ思想、論調を素直に受け入れていた、いわゆる「ごく普通の一般人」と同様の知識と考え方だった。

当然、被害者と遺族の方に同情し、犯人の福田は「死刑でなくてはいけない」と考え、死刑判決が出た際には喜んだ。

そんな心理状態でこの本を読み始めた。
“残忍で狡猾な殺人犯”…世間のイメージはこうだろう。
しかしこの本に掲載されてある手紙や増田氏とのやりとりをみるかぎり彼の中に【モンスター】はいない。いたとしても、たいした奴じゃない。小物だ。

著者の増田さんの言葉を借りれば『幼い青年』、私の言葉でいうと『短絡的なバカガキ』だ。

私は幼少の頃から真面目に過ごしてきた。中学時代、ほとんどの同級生が違反の学生服を着ている中、私だけ正規の学生服だったし(理由は貧乏だったからなのだが(笑))、高校時代、多くの友人が喫煙する中、私だけがタバコを吸わなかった(興味が無かった)。その後も一切、警察のお世話にならずに過ごしている。
そんな、世間一般では『真面目人間』な私にも、内なるモンスターがいる。そしてこの本の冒頭を読んで思ったのは、彼より私のモンスターのほうがよっぽど邪悪で強大であるということだ。

話を戻そう。彼の『強姦(事実はともかく、私はそう受け止めている)』についてだが、ニュースをみても細かい所まで突っ込んでいない。彼は被害者を絞殺後死姦している。私は、「彼は強姦する度胸、強引さ、腕力などが無かった為、先に殺すあるいは意識を無くしてから【強姦】した」と推測する。

本の冒頭、いきなり衝撃的な福田の手紙が紹介される。

 

ガジャヒンの裏?仕事体験!~私のしごと館~-『福田君を殺して何になる』増田美智子著3ガジャヒンの裏?仕事体験!~私のしごと館~-『福田君を殺して何になる』増田美智子著4

 


この手紙で福田は女性の増田美智子さんに対し初対面にも関わらず「みっちゃん」などとなれなれしく甘えてきた。完全な『エロガキ』だ。

 

女性の増田さんはわからないと思うが、もう一度言おう。「福田は短絡的なエロガキ」だ。増田さんはこの本の中で福田を「幼い」と表しているが、男性の私の体験を踏まえて言わせてもらえれば、福田は「女性に対してスケベ心を持っているただの男」だ。
仮に、私が彼に手紙を出したとしよう。
私も、さすがに増田さんには到底実績も知名度も及ばないものの、福田にとっては同様の「知らない東京のフリーライター」だ。
はたして私に、彼から手紙が返って来ただろうか?
万が一、返って来たとして、このような馴れ馴れしい態度で返事が来たのだろうか?
実際の男性の方が出した返事がどうだったかは知らないが、私の推測では明らかに男性と女性とで態度が変わると思う。
もちろん、健全な男性である以上、女性に甘いのはわかるが、福田の場合は度を越して女性に甘えた考えを持っている。

 

文章の書き方、ポエムのような言葉、どれも「女性にモテよう」としているラブレターそのものだ。

 

 

「1章 少年時代」では、彼の少年時代についての取材内容が書かれている。
これにはあまり興味が無いというか、興味深くはなかった。
正直、「おとなしい」「おたく」「テストの成績が下位」とか、殺人犯人のほとんどが当てはまるし、私も同様だ。
しいて言えば、「父親の暴力」があったくらいだ。
だからといって、父親の暴力を受けた子供がみんな殺人犯になるわけじゃないし、それは父親のせいではない。この父親が「良い父親」ではない事は確かなようだが・・・。
それは次章の「2章 父親」にて明らかになる。

 

 

(続く)