R-1はなぜR?/ほっしゃんの思い出(第1回) | おもしろサッカーSEO対策!

R-1はなぜR?/ほっしゃんの思い出(第1回)

ピン芸人日本一を決める大会『R-1ぐらんぷり2009』の開催が発表されました。
史上初の2連覇を果たしたザ・プラン9のなだぎ武が出場辞退を発表したり、大物芸人の出演なども噂され、話題となっています。
私はこのR-1ぐらんぷりの予選に第1回(2002年)から第4回(2006年)まで参加しましたので、その思い出を話したいと思います。

この「R-1ぐらんぷり」の「R」とは何か?と言いますと、「落語」の「R」なのです。
」その証拠に、ステージ上には座布団が用意されていました。
もちろん落語をしなければならない訳ではなく、逆に一人であればどんな芸でもOKでした。ただ落語以外の、特に動きのあるネタの場合は座った状態ではやりずらいなど不便があったせいか、第二回以降ではM-1と同様にスタンドマイク1本となりました。

私は東京の大きなホールで行われた予選に参加しました。
受付で料金を払い、バッジを渡され、楽屋(控え室)に行きました。
いくつかある控え室のひとつに入ると、10人くらいの芸人たちがいて、自分の出番を待っていました。
それぞれ、ネタの確認をしたり、着替えたり、知り合いの芸人を雑談をしたりしていました。
落語家と思われる人が着物に着替えて他の芸人と話していて、仕事の話などをしていました。そんな中、他にも数人の芸人達が話をしていたのでふと見ると、見たことのある顔がいるのに気がつきました。そこにいたのは後に第3回で優勝する「ほっしゃん」でした。
ほっしゃんは知り合いの芸人達と仕事やお笑いの話をしていました。
「R-1」や「M-1」は、プロの有名人でも予選に参加するというだけでなく、基本的に楽屋も一緒です。さらには、施設の関係でまともに楽屋と呼べるような部屋すら無い場合もあります。
ですから、このようにプロの有名人でも私達アマチュア芸人と一緒に出番を待つのです。

 

R-1ぐらんぷり公式サイト

 

[ツカサネット新聞 掲載記事]文章/絵:白石ニョッキー