フットサルW杯・日本代表を振り返る「パワープレイは失敗?」 | おもしろサッカーSEO対策!

フットサルW杯・日本代表を振り返る「パワープレイは失敗?」

【フットサルW杯/1次リーグA組】

 

フットサル日本代表 1-9 フットサルロシア代表




フットサルワールドカップ、予選突破をかけた日本はロシアと対戦し1-9と破れ予選突破の夢を打ち砕かれました。0-3からの後半、日本は早々と『パワープレイ』を見せましたが、「結果的には失敗」となりました。この『パワープレイ』について、自分なりに考えてみました。





■パワープレイのタイミング

TV中継の解説でも言われていましたが、果たして日本の「パワープレイ」という作戦は良かったのでしょうか?

「点をとりに行かなければならない」のはわかりますが、まず『後半開始直後というタイミングがどうか?』ということがあります。

パワープレイというのはかなりリスクの高い作戦です。ボールを取られたらカウンターを食らい失点してしまうのは間違いなく、事実失点してしまい、試合が終了してしまいました。やがて選手は「ボールを奪われた時点で集中力が切れ」中途半端なプレーをしてしまう事態に陥りました。もしかしたら納得していなかった選手もいたかもしれません。





■GK(ゴレイロ)の選択について

そしてもうひとつは『GK(ゴレイロ)は比嘉リカルドが適任だったのか?』という事です

パワープレイをしている多くの時間、日本は「パスの出しどころが無い状態」「ロシアのデフェンスがゴール近辺のパスコースを固めている」事もあり、後方でパスを回すだけでした。

後半の終盤、かなり高い位置に上がる事もありましたが、結果的にはボールを奪われピンチを招き失点していました。

あくまで結果論になってしまいますが、これなら正GKの川原でもできたはずです。さらに苦言を呈するなら、カウンターからのロシアのシュートに対する比嘉リカルドの反応は決してGKとしての対応ではなく、「GKができる、上手い」とは言えません。これなら、Fリーグで「パワープレイ」を持ち味としている大阪の奥田を「パワープレイ要因」として入れても良かったと思います。もしくは「足技の上手いGK」と言われる青柳を入れても良かったと思います。


また、「動けない」という問題をさらに指摘しますと、せっかくパワープレイにしても、前線の選手がゴール前にいて動かず、パスの出しどころが無くパスを出せないという状態でした。さらに、試合の勝敗が決定し力の差を痛感したせいか、ボールを取られた瞬間から戦意を喪失したかのような緩慢なプレイ(わざとではないにしろ)になってしまいました。あのプレーを見ると「パワープレイは失敗ではないか」と思ってしまいます。


サッポ監督をフォローする訳ではないですが、おそらく大敗でも接戦でも、「負けは負け」とし、あくまで勝つ為に勝負に出た判断は、私は評価します。

そして、もしかしたら2点、3点取らた時点で、判断を誤ったと思ったかも知れません。しかし、0-5、0-6になってしまった後では目標が「せめて1点取る」という目標になってしまい、パワープレイを辞めるわけにはいかなかったのではないでしょうか。

ただ、大会前、試合前に「パワープレイ」に望む準備が出来ていたのかどうかは疑問に思います。





■全体を振り返って

日本代表はソロモン諸島、キューバという「同格、格下」相手には確実に勝つ事ができ、その中で良いプレーも多数見せることが出来ます。

この点は素晴らしく、今大会は良くも悪くも「予想通り」だったように思えます。

まずは「W杯出場」と「最低限の勝利」をした日本代表はよくやったと言えます。

そして、ブラジルとロシアには大敗したものの、それほど実力差のある相手からそれぞれ1点を取ったことも評価したいと思います。

また、小曽戸という新たな戦力も現れました。今後の日本代表の成長を予感させる材料も揃っており、収穫は大いにある大会でした。

[白石ニョッキー/ツカサネット新聞 掲載記事]