Fリーグ最終節観戦レポート!(in代々木) | おもしろサッカーSEO対策!

Fリーグ最終節観戦レポート!(in代々木)

『Fリーグ最終節観戦レポート!(in代々木)』 フットサルFリーグ21節-2


Fリーグの第21節(最終節)が2月16日(土)、17日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われ、17日(日)のステラミーゴいわて花巻 対 バルドラール浦安、名古屋オーシャンズ 対 シュライカー大阪の2試合を観戦してきました。




【ステラミーゴいわて花巻 対 バルドラール浦安】


花巻(8位)はいつもどおりの「しっかり守ってカウンター攻撃」、それに対して攻撃力のある浦安(2位)が攻撃する、という戦いになりました。 日本代表候補の藤井、小宮山、稲葉は初めて観戦しましたが、良いプレーをしていました。藤井は“公約”のヒールリフトを見せ、観客も喜ばせていましたし、小宮山も攻守に渡り活躍していました。そして人気の稲葉は、テクニックのあるドリブルを見せ、稲田との良いコンビネーションでサイド突破を何度もしていました。





浦安はデフェンスを固める花巻に対して、両サイドをうまくうまく使って崩しにかかり、得点を重ねていきました。基本は組織で崩しながら、個人技も使い、攻撃していました。それに対し花巻はGK(ゴレイロ)からのロングボールを含め、後方からのロングパスをポストプレーでヘッドして落とす、という戦い方です。おそらくグラウンダーのパスはカットされてしまう、と判断した為でしょう。監督のコメントにもありましたが、花巻は「できることをきっちりやっていた」と思います。それで勝てないのは戦力の差です。今後補強をするでしょうが、どの程度の補強になるのか、練習にどこまで強くなるのか、が楽しみです。花巻というチームは、失礼かもしれませんが「弱いチームが強いチームに立ち向かう」という試合を見せてくれます。フットサルをされている初級、中級の人たちは、花巻の試合が最も参考になると思います。





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【名古屋オーシャンズ 対 シュライカー大阪】





「名古屋敗れる」という結果だけではなく、その内容に会場は大きく沸きました。優勝した名古屋と、7位の大阪の対決ですが、その差を感じさせない内容でした。素晴らしいスピードとフィジカルを持っている名古屋に対して、大阪もそれ以上に動き、運動量では上回っていました。そしてそれは、試合終了まで落ちませんんでした。また、大阪GK竹井が“当たって”おり、PKを含む何本もの決定的なシュートを止めました。守備でも攻撃でも、集中力を切らす事はありませんでした。そしてそれは、名古屋を焦らせ、いつものように余裕でプレーをさせる事無く試合が進みました。





試合は大阪が決め、名古屋が追いつくという試合展開。大阪⇒名古屋を繰り返し3-3となってからまたドラマがありました。終盤はお互いにパワープレーをする激しい展開に。ボラがハットトリックとなる3点目を決め、ついに逆転したものの、その1分後に瀬戸がゴール前の大混戦を気迫で押し込んでまたもや同点。すぐにパワープレーでつき離しにかかる名古屋の奥田が見事にパスカット!パワープレイでガラ空きの名古屋ゴールにロングシュートを見事決め、逆転。試合前、「どうせ名古屋の大勝だろ」と、思っていた一般の観客は大阪が点を入れるごとに多いに沸き、38分、39分の大逆転には最高の盛り上がりを見せました。こうして、Fリーグ最後の試合は「ジャイアントキリング」という劇的な試合で幕を閉じました。










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【写真】勝利を喜ぶ大阪の選手と、称える観客。そして後でセレモニーの準備をする名古屋の選手。(国立代々木競技場第一体育館)





名古屋カー


【写真】会場に止められていた、名古屋のオーシャンズのものと思われる車。(国立代々木競技場第一体育館)