日本、タイに“まずます”の完勝!(in埼スタ) | おもしろサッカーSEO対策!

日本、タイに“まずます”の完勝!(in埼スタ)

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サッカーW杯予選・日本代表×タイ代表戦の感想です。


試合開始直後は、様子見ということで、どちらも良いプレーは見られませんでした。

そんな中、日本はゴール前絶好の位置からFKのチャンスを得て、遠藤が見事に決めました。


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「↑1点目のゴールとなったFKを遠藤選手が蹴る瞬間!」




待望の先制点に沸くスタンドでしたが、そんな雰囲気が冷めない間に失点し、一気に冷めてしまいました。

ゴール中央から、フリーでミドルシュートを打たせてしまった日本ディフェンスは、「得点してうかれていた」なんて“安易な報道”をされても言い訳のしようがないほどの、ディフェンスの怠慢です。その後、なんとか日本はたまに両サイドを使いながら攻撃をみせるが得点できずに前半終了。


後半、山瀬がこの試合初めてと言っていいほどの“ドリブルでの突破”を見せ、そのこぼれ球を大久保が押し込んで2-1としました。

調子の上がってきた日本は、その直後高原が日本にしては珍しく「低い弾道」のいいシュートを打つがタイGKが上手く弾きました。


そしてFKを得た日本は中村憲の蹴ったボールを中澤がヘディングシュートしゴール。

中澤はフリーできっちり決めました。おそらく「練習どおり」のプレーでしょう。


岡田監督は後半、巻、播戸、羽生を投入、それぞれいいプレーを見せ、最後ダメ押しに巻がダイビングヘッドでゴール。「なんでダイビング?」というような形でしたが、よく言えば「気持ちのこもった」ダイビングヘッドでした。


まずは勝ち点3を取り、得点も4点取り、やるべき事はやった、という感じです。

ですが全然安心はできません。

全体を通してまず、ミスが多い。パスが渡らないだけではなく、敵に渡してしまったり、外に出してしまったりと、基本技術にミスが多いです。

加えて、1対1での局面での判断の遅さ、そして身体の入れの技術不足、当たりの弱さが目立ちました。


個人の技術だけで言うなら、タイの選手の方がいいプレーが沢山ありました。


なお、デフェンスラインは最初中澤が見ていたのですが、タイ相手という事で安心したのか、後半は阿部になっていました。


攻撃はご覧のとおり、お得意のセットプレイからの得点ばかりで、まるで相手のディフェンスラインを崩せませんでした。




後半、サイド攻撃が良くなって来ました、とはいってもサイドチェンジまでで、その後の切り込みが浅いし、判断も遅いので相手に詰められてしまったり、カットされてしまっていました。

サイド攻撃は日本のパターンとして良いし、いい選手も沢山いるのですから、もっとドリブル突破をすべきです。


という訳で、またマスコミは4-1での勝利にはしゃぐでしょうが、決して楽観はできない試合内容でした。




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「早く人間になりたい!」