亜流論ノート
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経済のこと よくわからないまま社会人になってしまった人へ

さてさてさてさてさて、


更新したつもりがしてなかった。全然本読めてないですね。


つまみぐいばかり。


哲学の本とかほんとに進まないですよね。




で、読書の勢いつけるために、簡単そうな本を一気読み。



最近露出の多い池上彰の本。



タイトルとかまさに自分のためにあるようなもん。


経済のこと よくわからないまま社会人になってしまった人へ―ひとめでわかる図解入り/池上 彰
¥1,365
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ここでいう「経済」とは何か、今ひとつ定義が曖昧な気がした。


項目立ても

【買う】【投資する】【借りる】【世の中をつかむ】【備える】【納める】


と、小学校の特別授業さながら。



まぁタイトルに別に「経済のことがわかる本」と書いてあるわけでもないし、


TVのバラエティ番組やワイドショーでよくあるレベルの解説に

著者のバイアスがエッセンスとして加わっている感じ。


「銀行の使い方」

「株の入門」

など、実践に即したことに対して、かなり主観的に「オススメ」を述べているのが意外だった。

確かにこれぐらい方向性示したほうが導入としてはすっきりするのかもね。



一見、体系的なようで、「経済≒お金の動き」と曖昧に捉え、


お金に関する雑学っぽい印象。


自分の中で曖昧にしたままニュースで聞き流している様々なことを丁寧に解説されて、

ほうほう理解が深まった、とは思うものの、


これなら同じ著者の文庫とかのほうが情報量もよくて良いと思う。



でも池上彰は中立なようで、意外とメッセージ忍ばせるなーと思った。







はてさて


関係ないけど、本の読み方ってのを最近考えるようになった。


自分ルールとしては、


①まず、しっかりと目次を読み込み、中身や展開を予想すること。(松本正剛の読み方から)

②集中力は興味が生む→その瞬間読みたい本が読めるように揃える。





あー頭の良い文章が書けるようになりたい。


【今後の記事予定】

スラップスティック(カートヴォネガット)

私の個人主義(夏目漱石)

哲学入門(三木清)

これからの正義の話をしよう(マイケルサンデル)

ビジョナリーカンパニー(コリンズ)

銃・病原菌・鉄(ジャレドダイアモンド)


【読みたい本・欲しい本】

ビジネスマンのための「数字力」養成講座

経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか

影響力の武器

玩具修理者

さてさてさてさて、

書けるうちにいくつか記事を。


研修中はほんとに本を読む余裕がなかった。


ぎりぎりの体力でも確かに仕事はできる。

だから最初のうちはしっかり飲んで遊んで仕事してだったんだが、


やっぱり満身創痍でいると仕事のパフォーマンスが下がる。


これはプロでない。


仕事のパフォーマンスを上げるような飲みや遊びでないとよくないね。


この辺が学生と社会人の違いだと認識。



で、せっかくの休日、免許とりにいこうかなーとか思ってたんだが、


結局家でぐだぐだ。


で、部屋を片してたら、群馬に合宿行っていたときに買ったまま放置してた

『玩具修理者』が書類のスキマからぽろっと出てきた。

玩具修理者 (角川ホラー文庫)/小林 泰三
¥500
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40ページ程度の短編の部分「玩具修理者」だけ読んだが、


うん、よくできてる。


なんだか冒頭のやりとりがぎこちない(「わたし」の喜怒哀楽が不自然)気がするが、


登場する「玩具修理者」の異様な雰囲気であるとか、

小説らしい結末であるとか、


読みやすく、グロテスクすぎず、衝撃的。


あんまりホラー読まないのでわからないが、


話の流れはおそらく王道な感じだろう。



これなんで読もうと思ったんだっけなぁ



『ドグラマグラ』はやく読まなきゃ

タイムクエイク

さてさてさて、



長らく更新してませんでしたが、2冊目。



敬愛するカートヴォネガットの長編小説。

といいながら、いくつもの短編小説のあらすじが散りばめられた作品。

タイムクエイク (ハヤカワ文庫SF)/カート ヴォネガット
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『タイムクエイク』です。


まぁタイトルからして「時の地震」のようなものが主題。



つまりはタイムスリップものです。


いいですね。


映画『パルプフィクション』、『バタフライエフェクト』が好きだったり、

小説『リプレイ』が好きだったり、

漫画『ストーンオーシャン』が好きだったり、



「時間」をテーマにした物語に目のない僕からして、



カートヴォネガット×時間=???



なんて、もはや「よだれズビッ!」って感じです。


で、タイムスリップものっていうと、

大体、「過去に戻って(戻されて)人生をやり直す」ってのが王道ですよね。


例に漏れず、この『タイムクエイク』もそうなんですが、



10年前に戻されるのは、何も主人公一人ではない。

突如として、世界中の全人類が十年前に戻る。



で、何にせよ、「今までの記憶を武器に人生をやり直す!」

ことになると思いきや、

この過去に戻った全人類は10年間、全く同じ人生を送ることになるんです。



つまり、作中の表現を使えば、過去の体験をもう一度ただひたすら繰り返す


「自動運転中の10年間」


を送るのです。


大きな挫折をした人は、また大きな挫折をし、

自殺した者はまた自殺し、

ただ、ひたすらリプレイを見るだけの10年間を送るわけです。




さすがヴォネガット、一味違う!




で、この本の主題は、どちらかというと、

その10年のリプレイ後の人々。


10年間、自動運転を送った人々が、

過去にタイムスリップしてしまった日の後をを迎えたとき、


つまり、改めて、自由意志で行動できるようになったときに、何が起こるのか。





で、この本はさらにただの小説ではなく、

上記のような主題の物語「タイムクエイク1」を下敷きにした、


ヴォネガットの自伝的エッセイでもある。


自伝的小説というか、小説とエッセイが混在している。ストーリーはあってないようなもの。


これには度肝を抜かされたし、すっきり来ない部分も多い。正直「人生のリプレイ」の設定はなくても良かったんじゃないかというぐらい。



ただ、やはりヴォネガットの言葉の力はすごい。(まぁ邦訳読んでるので、正確には彼の言葉ではないが)




「あんたは病気だったが、もう元気になって、これからやる仕事がある。」



正直なところ、ヴォネガットがこの小説で「イイタイコト」はよくわからない。


シニカルで、


でも人生を「謳歌」する


ということの本質を教えてくれていると感じる。



ヴォネガットが書いた小説の原稿を編集者に届けるために外に封筒を買いに行くくだりが非常に好き。



よし、もう一度読もう。