束の間の喜び…の後の落胆。
何のことか詳しく書きたいけれど、やっぱりそんな勇気はない。
父にちょっと嬉しいことがあったから話してみた。
そしたらたちまち面白くなさそうな雰囲気を出してきた。
やっぱりな・・・って。
父は、私が楽しそうにしてると不機嫌になる。
認知症のせいかな、って他人は思うかもだけれど、家族からしたらそれは違う。
昔からそうだった。
話さなきゃよかった。
父にとって私は、役に立つかどうか、だけ。
今は亡き母にとってはさらにそうだった。
わたしに嬉しいことがあってそれを話しすると、
周囲では、父のようにもやもやする人もいるんだろう。
そういそういうときの反応ってなんとなくわかってしまう。
だから・・・
喜びを隠す。
父に話したのはウカツだったな。
落胆の原因は父のことではなく、
部分的に嬉しかったりしても、少し後から自分の全体をみてみたら、
あ・・・
自分要らないな、って思ったこと。
どこかに属していても、本当のところでは、仲間と思ってもらえてないんだろうなって。
やっぱり寂しい。
でも、心を閉じているわけじゃない。
どうしてもそうなる、って話なわけで。
そういうところは昔からだし、これからも変えようがない。
あと、自己啓発本は一切読まない。
役に立つか否か・・・だけで社会参加してる。
だからそうじゃなくなったらもうおしまい。
自分がさらに歳をとったとき、いつかみたあの映画のように、自ら終わりにできる制度に参加したい。