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続きになります。

https://ameblo.jp/arysasikkire57/entry-12856825528.html


『入院すれば治るんですか?』

私が医師に一言目に話したことば。



医師は

『わからない。

けど入院しとけば

〝あの時入院しとけば良かった〟っていう

後悔はないでしょ?』



入院しとけば

後悔はない??



ああ。

わかった。

自分が治ると話したりしたら

〝なんで治らない?

入院したのに!?〟

って患者に言わせないためだ。


早い話、

この医師は

責任をとりたくないんだ。


それにしても

人を気遣う言葉が

この人は言えないんだな。

悲しい人。


『私は

両実家とも

遠方なので

頼れません。

息子も発達に少し問題があって

目が離せません。

入院できないので

通いでステロイドの

点滴がしたいです。』



『うち、通いでやってないから。

点滴は無理だね。』


『そうですか。

他に通いでできる治療は

内服薬以外ありますか?』


『鼓室内ステロイドっていうのがあるよ。

鼓膜に注射して

鼓膜のなかにステロイドを直接入れるんだよ。ステロイド使えない人にやる治療だけど

やる??』


『はい。

お願いします。』



あとひとつ

私が一番気になることを

聞きました。


『私みたいな

まったく片耳聞こえない患者さんは

予後だいたいどうなっていますか?』



『わからない。

けど○○さん

スケールアウトで

予後はそんな期待できないかも。』



絶望ってことか。

たぶん

この医師は

私の耳もう聞こえないと

思ってる



顔でわかる。


あきらめてる。



顔に出しちゃダメだわー

落ち込むわー

って

思ったけれど



いや

私は

絶対良くなる!!


良くなって

この医師をギャフンと言わせてやる。


私は元来の負けず嫌いが

出て

耳が聞こえないのは

確かにショックだけど

病気に

負けたくない!

の気持ちのほうが

大きかったように

思います。



絶望を感じてる患者に対して

崖から突き落とすみたいな

この医師。

私は

看護師をしていたので

こんな場面すごくよくみていたけれど

実際言われたら

本当に苦しいし辛いな


看護師時代

ちゃんと患者さんに寄り添えてなかったんだなと

自分を反省する良い機会にもなりました。


人に寄り添う医療


今の時代でも

昔でも

医療というものは

患者さんに更に不安を与えるものであっては

なりません。


自分が病気になって

気がつくなんて

遅いし恥ずかしいけれど

私は

よい学びとなったと思います。


それだけでも

突発性難聴になり良かった。

人の痛みがわからない人間には

ならないと強く思えたから。







またかきます。