ブログを見にきてくださって

ありがとうございます✨


私には小学二年生の一人息子がいます。

息子には

五歳の時に

自閉症スペクトラムという

診断名がついています。

現在一般級に

通っています。



そんな息子に

ある課題を出してみました。



実は昨年も

この課題にチャレンジしたいと

夫から提案がありました。

でも

もしも息子が

この課題がわからなかったら…

一年生の頃は

私も病むくらい色々あったので

受け止められるか不安で

保留していました。


息子が

二年生になり

少し成長が見られたので

この課題にチャレンジしてみようと思いました。



その課題は

サリーのかごとアンの箱

という課題です。


①サリーとアンの前に

かごと箱があります。

②サリーのかごにビー玉をひとついれます。

③サリーが退出します。

④アンがサリーのかごから

自分の箱へビー玉をうつします。

⑤サリーが部屋へかえってきました。

自分のかごか

アンの箱か

サリーはどちらを見ましたか??



こちらの問題

3歳では大半の子がアンの箱と答え、

6歳になると逆転して

サリーは自分のかごを見ると答えるそうです。


〝双方の視点〟で

物事をみることができるかどうかをみる課題

のようです。


私が課題を出したのですが

正直

怖くてしかたなかったです。


もし外れなら

〝相手の立場にたって考える〟という

定型発達の子たちが

大人を見て自然に学ぶことを

ひとつひとつ丁寧に教えていかなければならない。

そんな覚悟

私にできるかな…と悩みながら

でも

早めの方がいいと 

昨夜してみました。



息子は視覚優位なので
お人形を使ってしてみました。





『ちょっとクイズ!!』


クイズという言葉に嬉しそうに反応した息子。



『なぁにー??

可愛いねぇ。』


『ギズモとシマエナガちゃんの前に箱があります。

ギズモの中の

お肉をいれます。

そしたら

ギズモはトイレに行きました。』


『ぐふふふぅ。

トイレー???』


トイレという言葉に反応する小学生男子(笑)



『ギズモが部屋から出たら

シマエナガちゃんはお肉を自分の箱にいれました。』


『ええー!!』

芸人並みの

オーバーリアクション(笑)



『そして

ギズモが帰ってきました。

ギズモは

どっちの箱を見る??』

と聞くと



『当たり前に自分の箱を見る!!

ヤバイねぇ!

盗んでるぐふふふふふ…』

笑いが止まらないようす。(笑)



私も嬉しかったです。



『なんでそう思ったん??』

と聞くと


『だって

ギズモはトイレに行ってて

シマエナガちゃんがお肉をとったの

知らないでしょ?

シマエナガちゃんイタズラしすぎでヤバイよー!!』

と笑っていました。



これを夫に話すと

『そうかぁぁぁ。

わかったかぁぁ。

良かった…。』

と本当に嬉しそうでした。

自分で提案したくせに

不安だったんだなと

この時思いました。


この課題

本当に怖かったけれど

やってみてよかったです。


もしも息子が

違う答えを言っていたら

低学年のうちに

いろんな立場にたつことを

教えてあげられて

人を思いやる心を育てることができるからです。


しかし、

この課題が

できたから安心ではなく

他にも特性はたくさんあるので

それを目立たないように

自然に暮らせるように

これからもサポートを続けたいと思っています✨




すごく長くなりましたが

お付き合いくださいまして

ありがとうございました✨