ブログを見にきてくださって

ありがとうございます✨



前回のブログのつづきになります。



https://ameblo.jp/arysasikkire57/entry-12765703487.html 





〝パニックになってしまう自分〟を
息子が怒ったのも責めたのも、
初めての経験でした。



このままじゃ
息子が自分を責めて
いまある自分への自信を
失ってしまうんじゃないのか。

咄嗟に
私は
告知を決めました。


私も
自分を責める息子を見て
冷静ではいられませんでした。
本来なら
告知は、夫婦で話し合って
小学校の高学年くらいでしようと思っていました。

まだ
二年生なのに。
八歳なのに。
言ってもいいの?
言わなくても
とりあえず暮らせていけてるんだから
言わなくても
今までどおり
慰めていたら
いいんじゃないん?


でも

この子が自分の特性を責めたのは
初めてやで?
いつも
自分のことは自信たっぷり大好きなのに
こんなん言うなんて…
よっぽどじゃないん??


私の頭で両者が葛藤して
後者が勝ちました。

私は息子に
話すことにしました。



『あのな
実は今まで言ってなかったんやけど
○○、ちょっぴり
昔みんなより遅れてたんや。』

『???』


『療育センター行ってたやろ?
あれ、幼稚園で誰も行ってなくて
なんでだろー?って
考えたことなかった?』

『ないなぁ。』

そうか。
そりゃよかった!!!

『○○は、赤ちゃんのとき
おしゃべりせぇへんかったやろ?
あの時先生に見てもらって
検査したら
二歳やのに一歳くらいの脳ミソだったんよ。』

(発達障がいなどの難しい言葉が
まだわからないので
〝脳ミソ〟という表現をしています。)

『そうだったのか。』

『でもな、○○は
頑張って頑張って
いま、百点とれるくらいの
脳ミソまで育てたんよ。
一年も育てたんすごいと思うんママは!!』

『一年生のとき、0点とってたねぇ。
でも今のぼくは
百点とれる。』

『そうやろ?
これは○○が
頑張った証拠で
これを〝どりょく〟っていうん。』

『うん。』

『今日な
授業中、わーってなって
泣いてしもたやろ?』

『うん。』

『これは、○○のせいとちゃうよ。
脳ミソのせい。
赤ちゃんのとき、遅れてた脳ミソが
そういう仕組みなんよ。
それは
〝とくせい〟っていうんやけどな
足が早いとか遅いとかと
一緒みたいなもんかな。
○○は
〝わからんかったらわーってなってしまう〟
っていうとくせいを
持ってるん。
でもこれは
○○のせいとちゃう。
みんな色々違う〝とくせい〟をもってるから
みんな一緒。
足遅かったら練習するやろ?
わーわーならんように練習したらええだけ。』


『そうなの??』


『うん。
でもなぁ
この〝とくせい〟は
一生なおらんの。』


『ええ!!』とショックを受ける息子。


『聞いて聞いてー。
なおらんけど
足遅かったら練習すればいいように
練習したらええんよ。
わーわーなったら
深呼吸したり
落ち着いたり
これから
なんぼでも練習していこ。
いける!
大丈夫よ。』

『うん。』


『ママは、○○に
〝とくせい〟とうまく生きていってほしい。
なおらんでも、練習したり
何かできることを探したら
その〝とくせい〟ってちっちゃくなるから。
だから
わーわーなるんも
大丈夫!
ママ、ずーーーっと
一緒に頑張ってきたから
これからも一緒に頑張ろ!』


『うん。』



『今日できんかった問題
明日ゆっくりやってみようよ。
落ち着いたらできるから。
〝わからんわからんうーーー!!!〟
ってなったら
脳ミソが真っ白になるんが
とくせいなんやから
頭悪くなったわけちゃうから!。』


『うん。
明日ゆっくりやってみるね。』


ここまでが
息子としたやりとりを
覚えている限り
こと細かくかきました。


所々で
息子がショックを受けている姿を見て
罪悪感を感じました。
でも
『脳ミソのせい。』
と言った時に
顔が明るくなった瞬間もあって
私が恐れていた
〝自分のせいだ。
自分なんてダメだ。〟
と思うことは回避できたのかな?と
感じたり…
今も
この告知が
良かったことなのか
悪かったことなのか
未来の息子をみないことには
誰にもわかりません。

〝なにかのせい〟にすることを
親が教えるなんて
どうなの?
とも思いました。
なんでもなにかのせいにして生きる子になるのでは?
とも思いました。

でも
夫に話した時
『俺はそうは思わない。息子を信じてる。』
と答えがかえってきて
涙が出そうになりました。

私も息子を信じたいです。
未来の息子を信じたいです。


実はこれは
今日の出来事で、
かなりのリアルタイム記事です。

今の気持ちを
嘘偽りなくかいているこのブログに
残したかったから
かきました。


このブログを読まれた方が、
八歳への告知に関しては
酷なこと、早すぎるのでは?
と様々なご意見があるかと思いますが
〝一症例〟として 
『はぁ。こんな家庭もあるんか。』
くらいで
読んでくだされば幸いです。



長くなりましたが
最後まで
お付き合いくださり
ありがとうございます✨


今日のことなので
明日の息子がどうなっているのか
まだわからないですが
この告知を後悔しないよう
私はこれまで以上に
息子に寄り添いたいと思っております。




見にきてくださって
ありがとうございました✨