ブログを見にきてくださって
ありがとうございます✨
私には小学二年生の一人息子がいます。
今日から
夏休みにはいりました✨
息子と久しぶりに
少しデートをしました。
かき氷やさんに
行きました✨
そこで
私は
イチゴ味をたのみました。
息子はというと
『ぼくは柚子がいい。』
というので
柚子を頼みました。
そして
テーブルに運んでくださった紳士のウエイターさんが
『こちら…
少し大人の味かもしれません。
お子様が
食べるのなら
ご注文の際
お話しなければならないのに
スタッフが気がつかず申し訳ありません。』
とご丁寧に話してくださりました。
その
お気遣いに感動して
ちょっと泣きそうになりつつ
『いえいえ!
わたし、柚子も好きなので
息子が食べられそうになかったら
イチゴと交換するので
大丈夫です。
お気遣いありがとうございました。』
とお礼をいいました。
優しさだけで
お腹いっぱいになりそうな出来事でした。
そして
いざ
食べようと
スプーンをもつ
息子。
一口食べて
…
(明らかに苦いと思ってる顔)
ちょっと前の息子なら
グズグズ怒りだしているので
私はヒヤヒヤしました。
お店でパニックはやめてぇぇ…と。
『ねぇ。
苦いんやろ?
ママのイチゴと交換しようよ。』
『えっ。
ぼく苦くないよ。
大人の味食べられるもん。』
私はピーンときました。
これ!!!
やせ我慢だ!!!
ウエイターさんが
大人の味っていってたけど
ぼく、食べられるぜ!
的なやつや!!
えー可愛いんやけど!!!(笑)
私は笑いそうになるのを
こらえながら
『そうか。
わかった。
じゃあ
ママイチゴたべるね。』
『どーぞ。
美味しいよ。』
顔は苦味と戦って
パクパクかき氷を口に運び続ける息子。
はじめは
やせ我慢が面白かったわたしも
だんだん
かわいそうになってきました。
『ねぇ。
ママ柚子好きなんやけど
半分イチゴと交換してくれん??』
『え?
柚子すきなの??
うん!
いいよ!
食べな食べな!』
と光の速さで返答があり
また笑いそうになりながらも
交換することにしました。
イチゴを食べた息子の表情が
全てを物語っていました。
ああ。
人間って
〝至福を感じたとき〟って
こういう顔するんやなぁと
しみじみ見学しながら
柚子を食べてみると
たしかに
大人だわ。
わたしでも苦いと思うもん(笑)。
でも
とても美味しかったし
口がさっぱりして
暑い暑い今日の気分にピッタリでした。
かき氷を食べたら本屋さんに寄ってすぐに帰りました。
息子の
産まれて初めての
やせ我慢は、
夏の思い出となりました。
帰ってから
『ママ、ぼくが半分こしてあげた
柚子美味しかったでしょ??』と聞かれたとき
息子のプライドは
破かれなかったんだと
安心しました。
最後までお付き合いくださりまして
ありがとうございました✨