ブログを見にきてくださって
ありがとうございました✨
少し昔話をします。
私が小学校一年生のとき
同じクラスの女の子が
ある日
『一緒に帰ろう』と誘ってくれました。
帰る方向が同じだったこともあり
その女の子と一緒に帰りました。
少し歩くと女の子が
『あのね。お友だちに
お友だちのお家に
女の子連れてきてほしいって
言われたんだ。
一緒に行ってくれる??』
当時の私は警戒心なんて0だったので
すぐに
『いーよー!』
と
その女の子に言われるまま
女の子のお友だちのお家に行くことになりました。
学校帰りにどこにも寄っちゃいけない
知らないお家に入っちゃダメ
と言われていたのをすっかり忘れた私は
なにも気にせず
その友だちとやらのお家に行きました。
そのお家は
蔦が生い茂っていて
魔女の家みたいでした。
私は怖くなって
『やっぱり行くのやめる』と
言いました。
すると
女の子が
『お菓子くれるから
オモチャもあるんだよ』
と説得してきました。
お菓子!?
お腹がすいていたのか
私は、そのままそのお家に入ることになりました。
その友だちが
慣れた手付きで
玄関のドアに手を掛けました。
玄関が
ぎぎぎ
と音を立てて
ゆっくりと開いて
中の様子が見えました。
家のなかは
綺麗に掃除されていて
電気がついていたからか
私は安心しました。
『女の子つれてきたよー!!!』
と
クラスの女の子が玄関から
叫ぶと
中から
年配の男の人の声が聞こえてきました。
『本当に連れてきてくれたんだ
入ってー』
私はのんきで
警戒心なんてないので
〝おともだちの、お父さんかな?〟と
思いました。
長くなりそうなので、後半へ続きます。
読んでくださって
ありがとうございました✨