ブログを見にきてくださいまして
ありがとうございます✨
最近、昔のことを思い出すことが多くて
自分の振り返りと
苦しい思い出の浄化となるように
自分のこともかいていこうと思います。
今回の内容は
ひたすら暗くて重いお話になります。
ですので
そういうお話が苦手なかたがいたら
ご遠慮ください。
突然ですが
私は、殺されると思ったことが
何度もあります。
それは絶対にそうなってはならない人。
こどものことを一番愛しているはずの人。
私が殺されそうになったのは、実の父です。
私の父は、暴力をふるったり
暴言をはいたりと人間のクズでした。
私の幼い頃の記憶の中の家族といえば
父と母がいつも喧嘩をしていて
エスカレートして命の危険を感じると
夜中だろうが母が連絡して
両方の祖母が家にやって来て
それでもなだめられなかったら
警察が来て
二人をなだめて
そんな記憶が今でも鮮明に思い出されます。
前記のとおりに
母が殺される!!と思うと祖母が通報するので
何度も警察官が家に来ました。
父を警察署に勾留するためです。
逮捕をするには、母の同意が必要です。
母は、こどもたちの父親を犯罪者にするわけにいかないとの思いで
頑なに逮捕は望まなかったので
毎回父は警察に抱えられて
パトカーで警察署へ行きます。
1日勾留されたら
頭が冷えるのか
また帰って来て日常に戻る
そんなドラマみたいな記憶。
そのなかでも
一番鮮明な記憶は
私が五歳頃のお話です。
ある夜中のことです。
うるさくて起きると
父と母は喧嘩をしていて
いつものことかと寝ようとしたら
父が包丁を持ち出しました。
母は必死で逃げ続け
わたしを連れて車に乗りました。
命からがら
母の実家に逃げてきました。
祖父母が迎え入れてくれました。
祖父母の慌てた顔。
脳裏に焼き付いています。
祖父は、すぐに玄関の鍵を閉め、父が追ってくるかもしれないと、玄関で待機していました。
祖母と母と私は
裏の勝手口の前で待機していました。
祖母が
「もし玄関を壊して入ってきたら、
じいちゃんが戦う。
じいちゃんが無理ならばあちゃんも頑張る。
その間にあんたたちは逃げなさい」
と言いました。
祖母のあんな強い顔は、初めてみました。
母はわたしを抱き締めて泣きじゃくるばかり。
私は、そんな母がかわいそうだし
祖父母が殺されたらどうしよう…
その後わたしのことも殺しにきたらどうしようと
怖くてずっと泣いていました。
『おい!ここにいるのは、わかってるぞ!』
玄関のドアをドンドン叩いて
父が実家にきました。
大声で、母を出せと怒鳴っています。
祖父は、夜中だし
ご近所さんに迷惑をかけてしまうと
はじめは、なだめていましたが
娘や孫のことを思う怒りがだんだんと沸き上がってきたようです。
そして
「出ていってアイツを殺してやる」といいだしたそうです。
祖母は「じいちゃんが人殺しになってどうする!!警察がくるから待とう!!」
と祖父を必死に止めたと後に聞きました。
この時の祖父母を思い出すと
胸が痛みます。
迷惑ばかりかけてごめんね…。
母を玄関から出さないことに腹を立てた父は
玄関を家から持ってきた凶器で破壊しはじめました。
玄関のガラスが割れる音。
母の泣きじゃくる声しか聞こえなくて
私はまだ幼かったけど
「わたしころされる」
と思いました。
玄関が壊れる前に通報しました。
父が玄関の破壊に手間取ったので、
警察が到着し、パトカーへとすぐに連行されたので
私たちに危害を加えたりすることなく
その日は終息しました。
このときのことは
今でも夢に見たり
昔の記憶を思い出すと一緒になって思い出します。
あんな記憶消してしまいたいけど
消えないんですね…
トラウマって怖いですね。
先日、息子が
「ママのパパはどこにいるの??」と
聞いてきました。
無邪気な目。
人を疑うことを知らない目。
私は
「わからんなぁー。
ママもずーっと会ってないもんなぁ。」
とだけ伝えました。
「会いたいなぁ…」と息子。
たしかに…
息子にとっては母方のおじいちゃんです。
けれど
あの父をいい人のようには語りたくないし
会わせたくもないので
「会えたらいいなぁ」とだけ言いました。
そして
この子に
私のような思いは絶対させない。
たくさん両親から愛されて
家族は温かいものだと
ずっと思わせてあげたいと強く思います。
長くなったし
かなり重たい内容なのに
最後まで読んでくださり
ありがとうございました✨