―昭和レトロな屋台の味「ラスポテト」を手作りで―

 

最近、YouTubeを見ていたら、「ラスポテトが美味しい!」と...


なんだか気になって、ちょっと調べてみたんです。

でも実は、食べたことがない・・・・
というか…見たこともないかも?

 

縁日なども含めて、昔から「歩きながら食べる」「買い食い」はNGだった我が家。
私にとって縁日は、「浴衣を着て、夜に怒られずに出歩ける」特別な夜というイメージで、
屋台グルメを楽しむ文化には、あまり馴染みがなかったのかもしれません。

 

🌀 ラスポテトとは?

調べてみると、「ラスポテト(またはラス・ポテト)」は昭和〜平成初期の縁日やデパートの屋上などで人気だった、懐かしいスナックのひとつ。

ペースト状のじゃがいもを専用の機械で「にゅ〜っ」と絞り出し、そのまま油で揚げるという、なんとも独特な製法。
見た目はウェーブのかかった長細いポテトで、カリッと香ばしく、子どもたちにはちょっと特別なごちそうだったのだそうです。

ただ、現在ではあまり見かけることがなく、知名度も地域差が大きいみたい。


関東や一部のイベントでは「懐かしい〜!」と人気がある一方、関西では「なにそれ?」という人も多いらしい…

そんな不思議な存在「ラスポテト」、食べたことがないなら…作ってみれば良いじゃん!

ということで、今回はビールに合うおつまみ風アレンジで「ラスポテト」

作ってみました!

 

 

    

材料(2〜3人分)

  • じゃがいも(男爵)…

    300g(中サイズ2個程度)

  • 片栗粉…大さじ2

  • 塩…ひとつまみ

  • 牛乳…大さじ1〜2(なめらかさ調整用)

  • 打ち粉(片栗粉または薄力粉)…適量

  • 揚げ油…適量

 

作り方

  1. 皮をむき、柔らかくなるまで茹でたら、熱いうちにしっかりと潰す

  2. 片栗粉・塩・牛乳を加えてよく混ぜる
    ※今回は型抜き用にやや固め、牛乳は大さじ1/2ほど

    ※絞る場合は、やややわらかめに調整してOK。

  3. 打ち粉をした台に生地を1cm厚さにのばし、好みの型で抜く
    ※絞り袋に入れてクッキングシートの上ににゅうっと絞っても

  4. 15分ほど冷蔵庫で冷やして生地を落ち着かせる

  5. 170℃の油で、カリッとするまで3〜4分

    ※揚げすぎないのがポイント

  6. 熱いうちにお好みでトリュフ塩をまぶして完成!

    ※粉チーズ&ブラックペッパーをまぶしたりケチャップなどを添えてもGood

     

📝 ちなみに、成形したものは冷凍保存も可能

  食べたいときにすぐ揚げられて便利


 

    

🧀ラスポテトのアレンジ2選

🌿アボカド&ディルソース添え

アボカド・ヨーグルト・レモン汁・ディルを混ぜた爽やかなディップを添えて。
ヘルシー系カフェ風のおつまみにぴったり。

🌶️チリ&チーズ

カリカリに揚げたラスポテトに、溶かしたチェダーチーズとチリコンカンをとろ〜り。
ビールが進む、メキシカン風おやつに大変身!

 

「食べたことがないのに、なぜか懐かしい」。
そんな気持ちにさせてくれるラスポテトは、
じゃがいもというシンプルな素材が持つ、素朴なおいしさの力かもしれません。

 

気取らない、でもちょっと特別な一皿。
おうちでの“昭和レトロなひととき”に、いかがですか?