今日は11時半から仕事だったので朝はゆっくりできた。
大丸のアートギャラリーに行った。一昨日カフェに訪れたデザイナーのお客さんが「ガラスの展覧会をしているからぜひ」と言っていたので行ってみました。その人には会えなかったけどどれも素晴らしい作品です。
そして今日カフェに手紙のひとが来てくれた。
元気そうで良かった。
明日北海道にかえるらしくもし時間があれば明日もくるといって去った。
なんだか今日はゆっくりしたり忙しくなったりしていつもと違った疲れがあるけど楽しかった。
夜も頑張ろ。一人旅日記-091126_2105~01.jpg
ハロウィンと呼ぶだろう。
今日はなんて濃い1日だったんだろう。
お昼に彼がやって来た。手紙を取りに。
彼はあっさりとした態度でそれを受け取りカレーを食べて帰った。仕事を抜けてきたらしいがとても落ち着いた表情で左の薬指には一昨日の夜はなかった指輪をしていた。
昨日彼女が泣いた理由 わざわざ手紙を僕に預けた理由
僕は一歩気づくのが遅かった。
切ないよりも悲しい。
なんだかとても。

彼はあまりにも落ち着いていたから。
彼女の涙をみてしまった僕には少し辛い。
それでも仕事を抜けて次の日に取りきた彼を憎まない。
彼女が電話で言っていた。
今度は1人でくると。


2人には決して道はなかった道。行き止まりがここなんだ。


そして夜は常連さんのカップルの結婚式パーティーだった。
複雑な気持ちです。


そしてとても感じのよい夫婦がパスタとカレーを食べに来た。
食後にココアを飲んで僕と色々、はなしてくれた。
話しているとその夫婦は昔カフェをしていてたまたま僕の大学の先輩と仲良くしていたのがわかった。
僕の好きだった先輩の名前が出てきてびっくりして心が痛くなった。
こんなことってあるんだなあ。



人生って不思議で色々あります。
その夫婦も本当に夫婦なのかわからないし。夫婦に見えただけで本当のことは2人にしかわからないし僕がその先輩が好きだったこともその夫婦には知るはずがないだろう。
カップルに見えた2人が不倫だったことも
不倫だと思えても本当に不倫なのかもわからない。
今日の結婚式パーティーの主役の2人の未来も誰にもわからない。
色んな人に出会えて色んなものが見えるけどいつも そういうあやふやな形しか見えなくて中身なんてみちゃいけないのかもしれない。
ガチャピンとムックと同じ。
ミッキーやプーさんと同じ。
中に誰が入ってるなんて知っちゃいけないし本当は中には何も入ってない形でしかないのかもしれない。
でも僕の中には 僕しか入ってないから。

答えはたぶん中身だとおもうし たぶん形であろう。

彼の指輪が答えだし、彼女の涙も答えで、僕の気持ちも答えだから。
全ては間違いだらけで全ては真実でしかない矛盾の世界だから。行き止まりなんてない。
ここは行き止まりなんかじゃない。
みんなが幸せを見つける道しるべだから。
今日のうれしいこと。
数日前の夜、お店にきてたある女性のお客さん
聞こえる会話から推測する限りアーティストかな?と思ってたら今日の神戸新聞の夕刊に彼女が載ってたこと。
神戸出身のピアニストらしい。
なんだか嬉しかった。





昨日の夜に飲みにきてたカップルが今日のランチに彼女1人できた。北海道の人らしく今日の飛行機で帰ると言って帰り際、僕にあることを頼んできた。
「昨日の彼にこの手紙を渡してほしい。」と言って僕にそれを預けた。
「彼には今日の夜、この店に来るように言ってるからきたら渡して下さい。もし来なかったら捨てても良いんで。」
と、彼女は少し涙を流した。
どんな訳ありかは知らないが僕はこう言った。
「必ず渡します。今日来なくてもいつか来るまでずっと大切に預かります。」
彼女は笑って「また来ます」と言って去っていった。
夜になっても彼は来なかった。
そして電話がなり、北海道に着いた彼女だった。
「彼はもう神戸から離れたらしいですが近日中にランチに来るらしいからお願いします。」
彼女は僕の名前を聞いて「またこの店に訪れる時は電話します。あなたが出勤してるか確認してから行きます」といってくれた。
彼女は彼と最後に来たこの店をよっぽど気に入ってしまったらしい。
彼女が泣いた時、僕も泣きそうになった。
彼女が僕の名前を聞いてくれたとき死ぬほどうれしかった。
大げさだけど生きてて良かったと思えた。
どうして僕の神様は辛いこととうれしいことを順番に与えてくれるんだろう。
それでも生きるのはやっぱり辛いけど だから人って大事なんですね。

店長は彼女を非常識だと怒ってたが僕は大好きなお客様です。
僕はまだまだダメな男です。