Podcast『石原明の経営のヒント+(プラス)』まとめ応援ブログ

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無料Podcast『経営のヒントプラス』での石原イズムを全国に布教するために、
石原明大先生のために、自分に何が出来るかと考え、
自分の気に入った回の内容を書き起こしてまとめると
いう結論に至りました。

下記は『石原明の経営のヒントプラス』の内容を文字に書き起こし、
みなさんがPodcastを30回聞く手助けをしようとボランティアでやっ
ています。
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石原先生)これは特化しないと難しいでしょうね。特定の業種もそうだけど、業種の中のマーケット、あるいはそのマーケットに対して、何をするかみたいな、ニッチまではいかないというか、そこまで細かくはないと思うんですけど、ある程度絞らないと無理でしょうね。

これはなんでかっていうと、経営ってスタートする時が一番難しいんですよ。だから突破していくためには、ある一点に対して全部の力を集中して、勝っていくってことがないといけないじゃないですか。例えばせーので始めた仕事で、全然違うタイプの会社とかをお客にし始めちゃうと、こうゆうお客さんに対してはそもそも何をすべき、あるいはこうゆうお客さんはどうゆうことをするか、全然ちがいますよね。

それから地域を特定するっていうのも凄く重要で、よくコンサルやる人がさぁ、仕事ないじゃない?最初、だから止せばいいのに、いきなり東京にいるのに、遠くのお客さんとかつくっちゃったりとかするんですよ。これ縁があるからとかいっちゃうんだけど、これねぇ最後を考えた時にダメなんですよ、遠すぎて。見境なくみたいな感じになっちゃうと絶対ダメなんで、やっぱり地域すらも特化して、歩いていける距離にするとかね。そうゆうことも考えて、やったほうがいいです。だから絶対その業種なりマーケットなりなんなりは絞って、そこに対して特化して出て行くっていうことが凄く重要です。

例えばうちが今実際にコンサルしているところだと不動産屋さんに向けて、不動産の事業そのものがインターネット上で、どうやって勝てるかというソフトの開発をして、パッケージのソフトを350万ぐらいで売ってますけど、そこで2000社以上に販売してそのパッケージを販売している会社ではダントツに日本一です。ここなんかは全くそうゆう感じで不動産屋さんの中で、世の中インターネットにどんどん移行しているでしょ?実は不動産とかって12万社とかあるでしょ。一番たくさんあるみたいね。

でもまぁこうゆうのは面白いよね、ターゲットを絞るけど絞ったマーケットが巨大だったらいいわけでしょ。ただその不動産の中でインターネットに対してどんどん波がきているので、そこに向けて新規事業つくったら、絶対に勝てるっていう風に考えて、これはまさに新規事業なんです。この会社はもともと何をやっていたかっていうと精密機械の設計とかやってる会社だったんですね。治工具メーカーって言って、、治工具って分かる?治工具っていうのは、ものをつくるための道具です、一番わかりやすくいうとドライバーです。あれは使って初めて役にたつんですね。だから工場のラインとかでいろんな機械を工具っていうんですよ、それのもうちょっと質の高い治工具っていう分野があるんだけど、最近の製造ラインって凄く面白くて、昔は製造ラインって全部組み立てちゃったあとに、これ動くか動かないかみたいな形で不良品とかってやってたんだけど、最近は生産効率とかそれこそ時間単位でもすごく効率性を考えて、試験みたいなことが1工程やったら試験して、その次の工程をやったら試験をしてってやるとそれは直せるよね。つくっちゃったら部品全部が無駄になるんだけど、そうゆう風なことで、そうゆう風なテストをする機械とかをつくってた会社なんだけど、新規事業にする時にまさに全く違う分野にでていきましたよね。

これどうやってやるかっていうとねぇ、マーケットを見るっていうのもそうだけど新規事業の場合は、今自分の会社が持っているものを全部並べ替えちゃうんです。ぜんぶをバラバラにする。例えば早川さんが新規事業するとしたら、早川さん自体が今身につけてるものをぜんぶ並べるんですよ。何を持ってる例えば自分は?


早川さん)Podcastのいろんなノウハウとかもそうですし、聞くこととか、書く技術とか、、、、3つで終わっちゃいましたけど。


石原先生)ノウハウがあるよね。ノウハウの中にも技術っていう、ちょっと特殊なものがありますよね。だからこれまで身につけてきた経験っていうのがあるじゃないですか、それをバラバラにして、そのほかには何があるかっていうと、これまで仕事をしたことによって得ている、人脈とかもあるよね。そうゆうものをベースにして自分をどう売れるか、そうするとこんな要素を自分の会社は持っているんだなぁっていう風な感じ、これは実際に新規事業をつくるときの、僕がコンサルやるときにチームを集めて長所を全部書けって言って、あとねぇ、短所はビジネスになりますからね。

長所と短所っていうのがあって、うちの会社でここが苦手だなって思っていると、その業種やってる人はみんなそこが苦手でしょ。だからそこをうまくやってあげれば、その業種の人がみんなお客になったりする場合がある、そうゆうものを見ながら分析して、これとこれくっつけたら何かなんないのとか、これとこれと3つくっつければいいし、足んない1個をもってくれば結構いけるんじゃないのみたいな、パズルみたいな感じで考えたらすごく面白い。


でその会社は何でシステムにいったかっていうと、工場のラインの中でも治工具っていうのはコンピューター制御が必要なんで、SEがやまほどいるんですよ。しかもこれは特殊なSEさんで、開発のテーブルでやんないんですよ。機械ってすごい早い速度で動かさなきゃいけないから、言語が01とか言語にいっちゃってるSEって、今あまりいないよね、これを組み込み系のソフトっていうんですけど。組み込み系のソフトって分かる?機械の中に入れちゃうソフト、車の中にはコンピューターがいっぱい入ってて直さないでしょ、ユニット毎変えるでしょ。あぁいうのっていうのは組み込み系のソフトが入ってるんですよ。そうゆうのをやってたりとかすると、実は大量のデータを早く、そうゆう人もいるしとかさ、それから工場のラインっていうのは、おさめたらお金がもらえるわけじゃなくて、売ったらお金もらえまっせじゃなくて、動き続けてちゃんと毎日正常な可動が出来て初めてオッケーでしょ。っていうことは完璧なフォロー体制がある、もう売るっていうことは、お客さんを完全にフォローするっていうことも当たり前っていうビジネスなんですね。という長所とかを色々みたときに、まぁシステムつくれるよねーと、なおかつフォロー完璧に出来るって考えたらどうゆう風に考えたかっていうと、じゃあ逆にそうゆうことを全くやらない業種って何って言ったら、システム全然分かんない、パソコン全然使ったことない、で尚且つ大量のデータを処理するみたいなことを考えたら不動産がいいねっていうことになって、しかもマーケットすごいでかいしってことで本気で取り組んだんですね。すごいですよ、この会社。

システムとかパッケージとかを売ってる会社の盲点は何かっていうと、自分たちの日常が使う人の日常ではないっていうことです。ここまで丁寧につくったら誰でも出来るだろうだけど、誰もできないっていうのがすごいギャップがあるんですね。でこの会社はそうゆうのをわかってるから、サービスカウンターの女性が30人ぐらいいるんですけど、買ってくれたら、買ってくれたらね、あのー私が担当でーすって電話しちゃう。これすごいでしょ。普通のソフトの会社は分かんないことはなんでもサービスカウンターがあるので、いつでもお電話くださいでしょ。お電話できないほど分からない人がやまほどいる。

たまたまこの会社はビジネスを組み立てる時に、僕が最初の組み立てから入れたので非常にラッキーだったんですね。それは何かって言ったら商品の値段高くしようって。高くしてそこで人件費を出そう、そのサービスの。だから高いソフトにしたんですよ。お客さんから見たら、これ開発者、売る方はどう思ってるかっていうと、もっと値段が安くなれば買うでしょって言って、値段をどんどん安くするんですよ。だけど使えなければ安くても高くてもゴミじゃん。だから逆に値段を高くして、フォローする体制をつくっちゃって、それで親切丁寧に電源のいれ方わかりますか?から教える。そうすると使い勝手が全部わかるでしょ。

この会社はもともと治工具をやってたから、ものを納めたら普通にだって世話するだろって伝統の会社だから。それから相手してるのは現場の機械やってる人たちでしょ。普通に会話出来ないみたいな人とかも平気でやってたりとかするわけじゃない。まぁもちろん最近は、生産ラインの人たちもすごく学習してるので、人間的に質が高くなってるからあれですけど、でも怒ってもの投げる人とかもいるわけじゃん。そうゆうのも全然普通、普通って言って不動産屋のほうにも入っていって、これすごく面白いんだけど一人の女性が大体120社ぐらいの世話ができるんですよ。そうすると逆に効率もよくなって、完璧にグリップしちゃってるからってことなんですけど、それなんかもさっき言った、うちの会社ってこれとこれとこれをこうゆう風に見つけてこうゆうにすればってやってて、それは面白いですよね。


早川さん)今日この質問自体、今後新規開拓する上で特定の業種に特化すべきでしょうかって、かなり大きな質問ではあったんですけど、今回石原先生から良い答えをいただいて、これまでの自分の強みとかやってきたことをある意味トランプのカードみたいに全部、長所も短所も並べて、でその長所が今度新規開拓する上での凄い強みになることもあるでしょうし。


石原先生)あと尚且つその仕事をやったら、この新規事業ね、次にもう一個展開があるかって考えると絶対いい。例えばこの会社は次にそうゆう風な形で、ある程度固まっててインターネットに移行しなくちゃいけないっていう業種に対して、同じようなソフトをつくってるんですよ。世の中は絶対にインターネットにいっちゃうわけでしょ。でもある特定の業種で、インターネットを使ってビジネスをするためには、なかなか難しいってときに、同じようにフォローしながらって言ったらマーケットをずらしていけるじゃん、だからその次の転がりがどんなことが起きるかまで考えると絶対いいかもしれませんね。


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