少しこの場で自分の気持ちを整理したく、長く書きますので…とお断りしておきます。
きっと長くなりますので(笑)
ココアを迎えてから3年くらい経った頃、ココアのために新しい雑貨や服を買いにペットショップへ行った時の事。その翌日には家族でキャンプに行く予定でした。長女も買い物へ同行。ココアが使うものは私も選びたいから〜と。
まぁ、長女は驚く程ココアを可愛がりました♪
息子が欲しいと迎えたのですが、もう私の犬よと言わんばかりの可愛いがり方でした。
生体販売のあるペットショップで、当然小さく可愛いワンちゃん達がいるのは承知していましたが、ココアを迎えて3年、次の子を迎えるなんて考えなどなく(笑)
母ちゃん父ちゃんはグッズを色々見ていました。
大型のペットショップで、くまなく見ると結構時間かかるくらいのお店でした。
気付けば長女は生体販売のコーナーで可愛いパピーちゃんを見ながら可愛い🩷可愛い🩷と大騒ぎ
見るのは結構ですが…
その中にちょこんと座っていたイチゴ
可愛い🩷最高に可愛い🩷けど…
考えが無かった私は長く見ていると情が沸いてしまうので(笑)さら〜っと見て違う子もさら〜って見ながら遠ざかろうとしていました。
離れつつある私が娘の声で振り向くと…
娘が抱っこしているではないか
ちょっと!見てるだけで情が沸くくらい可愛いんだから抱っこしないの
娘は直ぐ私の表情で察知し、父親へイチゴを差し出したのです(笑)
父ちゃん、ダメダメ情が移るから抱っこなんかしないと腕組みしたまま手を出さない(笑)
私のダメだよと言う声が後押ししたかのように、娘は父親に押し付けた(笑)娘、受け取ってもらえないのがわかって出た言葉が、手離すよ?離したら落ちるよ?意味不明の脅し(笑)
父ちゃん、抱っこしてしまいました
追い討ちをかけるように、店員さんのセールストーク
この子は珍しい毛なんですよ〜パーティーカラーと言って¥%○+$#…説明され、この子を検討しているご家族が何件かあって人気の子です!
今思えばね…(笑)何とでも言うよな、売りたいんだからとは思いますが、そこは父ちゃん!
やる時はやる男!
即決は出来ない、考えると言うよね?当然
連れて帰ります
へっ?何て?
おまいさん?何て言うた?
結局娘と父ちゃんで半分ずつお金を出して、連れ帰るという経緯でイチゴがわが家に(笑)
イチゴ、お高い子でした
翌日から3泊でキャンプに行く予定だったので、帰ってきたら迎えに来るので預かってもらい、娘はウキウキ
キャンプの帰り道でお迎えに行って、目出たく?わが家の一員となりました。
そこからココアとイチゴは兄弟となり、とにかく優しいココアはイチゴをお世話し、守り、遊び、教えていないけど、お散歩の時は接着剤仕様?ってくらいピッタリ寄り添って歩く後ろ姿を幸せ気分で眺めていた私。
イチゴのイタズラに私が怒ると間に入ってきて、私の顔を舐めて落ち着いてって言うかのように…
ふざけてイチゴ!って、叩くような素ぶりを見せたら、ガルぅ
ってココアに唸られた事も。
ごめんごめん🙏叩いたりしないって
大切なイチゴなんだもんね?ココアの。
家族にも色々と変化があり、娘は結婚。
イチゴを連れて行きたいけど、アパートでは無理。近くだし、いつでも会えるからココアと一緒に母ちゃんが育てるよ。今までも結局母ちゃんがココアとイチゴをお世話してたんだしね?(笑)
その後、2人の子供に恵まれましたが、賃貸物件トラブルで引越しを考えていたので、狭いけどわが家においでと娘家族と同居する事に。
娘は大好きな犬と暮らせると喜び、孫達もすっかり犬との生活が当たり前に。
父ちゃんの仕事の都合と息子の就職で6年半前に引越しする事になったので、当然ココアとイチゴを連れて行くつもりでいた私に、孫が犬は連れて行かないでと
色々色々色々話し合って、結局イチゴは娘が、ココアは私がという形にしました。
父ちゃんだけは、ココアとイチゴを離す事を最後まで納得できなかったみたいだけど、半分諦めの境地でした。
何度も飛行機に乗り、札幌へ連れて行きイチゴと会わせてあげたけど、会えばやっぱり仲良し
その度に孫にそろそろイチゴ連れて行っても良い?って聞いてみるけど、絶対ダメと合唱(笑)
イチゴも娘家族と過ごす事には受け入れていたみいなのですが、私が帰ると寝る時は絶対私とココアと一緒(笑)娘がヤキモチ妬くほど私について歩くので娘としてはココアと私と一緒に過ごさせた方が良いのでは?と思った事も…(笑)
ただ、孫達が許さない生命の大切さを学ぶにはペットと生活するのも一つの学びにはなるだろうしと、結局最後まで娘家族と過ごして貰ったイチゴ。
寂しかったかな?僕だけどうして連れて行ってくれないの?と思ったかな?
もっともっと沢山出来る事があったように思うと自分を責めてしまい涙が止まりません。
ココアを見送った時とは違う感情が沸いてきて、自分自身に驚いています。
少し治りかけていた不眠現象が再び現れて、昨晩は1時間ごとに目が覚めて。
父ちゃんも寂しそうに、ココアにお線香あげながら連れて行きたかったのか?って話しかけていました。イチゴは地味に父ちゃん派だった子。
父ちゃんが僕を連れて帰るって言ってくれたんだよね♡って話しかけているみたいに、ジーッと父ちゃんを見つめて寄り添っていたイチゴ。
大泣きする孫達
そうだね。家族が居なくなるのは悲しいね。
イチゴと過ごした事、遊んだ事、忘れないで。
イチゴの死をどう感じているのかは本人しかわからないけど…きっと何か感じているね。
今朝、LINEしてみたら…
相変わらずバタバタとそれぞれの準備をしていて、しんみり…という事はなく(笑)
いっちゃん!って孫達も婿さんも何かといつも通りに話しかけながらの朝の支度をしているとの事。
まるで生きているイチゴに話しかけているみたいに変わらない朝だったようです。
そうだよね。そんなもんだ。私も今だにココアがそこにいるかの様に話しているもの。
姿形があるないじゃなく、いつも側にココアもイチゴも存在してるんだ♡
忘れないよ、絶対。
母ちゃんがそっちに行くまで待ってて。
早く会いたいよ♡
ココア、頼んだよ…