荒地で頑張るオニノゲシの群生 TXがらみの建築事務所の横の荒地にオニノゲシの群生を見つけた。昨年は土がむき出しになっていたが、この1年で、見事な群落を作った。オニノゲシは越年性の一年草であるが、一年中さまざまな成長段階の個体があり、場所によっては一年中、開花が見られるので、この荒地が開発されない限り、いつでも観察できる。今年10月に富里市内で見たオニノゲシはこちら。(撮影2007/12/15 10:00頃)キク科 ノゲシ属学名「Sonchus asper」(クリックで拡大します)↓ 道路わきの荒地に群生。↓ 花をみていると黄色いキクのよう。花は全て舌状花。↓ 1本の茎に蕾、花、実といろいろ見られる↓ 綿毛が飛びはじめた。この一つ一つが着地して新芽を出すと・・・メモ・オニノゲシはヨーロッパ原産の帰化植物。・越年性の一年草であるが、一年中さまざまな成長段階の個体があり、温暖な地域では一年中、開花が見られる。春から夏にかけて多くの花を咲かせるものの、真冬でも開花・結実していることから、種子も季節を選ばず散布され、芽生えるのではないかと思う。・路傍・放棄畑・堤防などの草地に生育する。富栄養な場所に生育した大きなものでは、高さ1m程になるが、痩せ地に生育したものではノゲシと似ている。茎は太くて中空。葉の鋸歯の先端は棘になっており、痛い。 岡山理科大学波田研究室が詳しい。