「不知火判事の比類なき被告人質問」を読む。

 

刑事事件のルポを書くライター、湯川和花の視点で、
物語は構成されている。

ルポを書くため裁判を傍聴するのだが、その五つの
事件の裁判に登場するのが、異端の判事、不知火だ。

彼は裁判における被告人質問で、必ず、とっぴな
質問を繰り出し、そして、事件をひっくり返す。

この質問が、鉄板ネタのようになるのだが、
どんなどんでん返しを見せてくれるのか、
楽しみになってくる。

刑事、弁護士、検察官、ミステリーには、様々な
「名探偵」がいるが、こういう判事の、こういう
異端ぶりも、なかなか面白い。