劇団あるといる・市川のブログ。 -36ページ目

劇団あるといる・市川のブログ。

劇団あるといる・市川のブログです。
日々のことや公演情報を掲載していきます。

映画「アバター」を観ました。


ジェームズ・キャメロンさんの構想14年をかけた映画という話です。

ずるいよずるい。構想何年。良く使われるキャッチコピーですよ、これは。


構想何年って言ってもさ、実際にキャメロンさんが四六時中その映画について考えていたか、誰にもわからないし……。

構想14年のうち、13年は酒びたりで妄想にふける程度に考えていたのかもしれないし。本腰入れて頑張ったのは実は、1年ぐらいかもしれないし……。


例えば、

キャメロンさんの奥さんが「うちの亭主は庭で芝を刈っている時も、アバターのことばかり考えていたわよ」という話や、

スーパーマーケットの店員が「キャメロンさん? ああ、よく来るよ、うちのスーパーに。何か最近わけのわからないことをつぶやいていたな。アバターがどうたらこうたらとか。車椅子がどうとか。青い人がねぇ、とか。心配だったよ」

そんな話があるのなら、構想何年という話を信じてもいいです。


すいません、脱線しました。

で、映画はどうだったか。


3D映画を観たのは久しぶりなので、正直に驚いた面もありました。

ずっと昔、子供の頃にディズニーランドで観た、マイケル・ジャクソンの「キャプテンEO」以来です。宇宙を舞台に歌と踊りで敵をぶっ倒すという、ぶっ飛んだ映画でした。


「アバター」は、同じ3D映画も上映の方式、映画館によって3Dの質が異なるみたいですね。

私が観た映画館での印象は、かなり立体的に見える場面と、そうでない場面とにばらつきあるような気がしました。


森のシーンは、草木に立体感があって、本当に森の中にいる感じがしました。気持ちいいくらいに。

軍用ヘリコプターの立体感も良かったです。


映画の全体を通して青色が印象的に使われています。激しいアクションシーンも落ち着いて観られたのは、そのせいかもしれません。


巷では、スタジオジブリの映画と比較されたりしているようですが、どうなんでしょうか。

自然と人との関わりを描いた映画は、すでに数多く作られているだけに、似通った作品になってしまうのも、やむを得ない気もします。


キャメロンさんは、日本のアニメが好きらしいですね。


主人公の設定は、そうか、という気がしました。

内容については、あまり触れられないのですけど、この設定はけっこう考えられている、と思いました。


ジェームズ・キャメロンさんの映画を観てきた人なら、あちこちで、にやりとするところがけっこうあると思います。


まずシガニー・ウィーバーの出演。

強いタンクトップの女性がこの作品にも出演すること。「本当にお好きなんですね、キャメロンさんは……」と思えます。

森の色彩。おお「アビス」じゃん。

メカのデザインと、その戦闘シーン。おおっ「エイリアン2」じゃん!


きっとキャメロンさん自身が作った作品への、オマージュもあるのだと思います。



私が一番面白かった点は、どこか。


映画の上映中、観客席を振り返ると、みんなが律儀に3D眼鏡をかけていたことです。

なかなかの光景ですよ、これは。

当たり前なんですけど。


みんなで子供っぽいことをしている、そんな感覚になれるのが何より楽しい。


そんな映画です。