うーむ、どうなることやら。2011.5.10
舞台で子供を出すのは、ずるい。と思う。
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題名:
場所:公園
季節:初夏
時間:
○話を切り上げられない人達
○先に帰ると、何を言われるのかわからない恐さ。最後までいるしかない圧迫感。
○グループのリーダー格、そのチームの雰囲気を決める者
公園の喧騒。蝉の声。子供の声。遊具(ブランコなど)のきしむ音、聞こえる。
○スーツを着て公園で座っている男1。菓子パンをもくもくと食べている
○集まる主婦 グループA 女1 女2 女3現われる
○グループA 服装についての話
「そのスカートいいわね」
「そう?」
「でも似合ってる」
○グループA 女1 女2 女3 出来のいい子供についての話
○グループA 女1 女2 女3 いじめについての話をする
「ひどいわね」
「えげつないことするわね」
○集まる主婦 グループA 女1 女2 女3 始まる噂話。
○男1、菓子パンを食べ終える。抱えたカバンを包み込むように眠る……
「……(もぐもぐ食べる)」
○グループA 女1 女2 女3 落ち着きのない子供についての話
○グループA 女1 女2 女3 保育園の若い男の先生についての話
家庭訪問の時の話
「緊張しちゃって、ういういしくて。こっちまでどきどきしちゃってさ」
「うち来た時も、緊張してたのよ」
「私のうち来た時だけじゃないの?」
「変な気持ちになったんじゃないの?」
「そうそう。馬鹿いわないでよ。昼間から」
○グループA 女1 女2 女3 さりげなく探りあう、身辺事情。
「塾通わせてるの?」
「へー」
○グループA 女1 女2 女3 前触れも挨拶もなく急に引っ越した、~さんの話。
「急だったでしょ。驚かなかった?」
「ちょっと見なくなったら、もういないって」
「そうそう」
「夜逃げじゃないの?」
「嘘でしょ」
「ははは」
「あははは」
○グループA 女1 女2 女3 だいたいの住所はわかるが、決して正確な住所はわからない、~さんの話
「~さんの家ってどこなの?」
「さぁ」
「私も一度も上がったことないのよ」
「正確な住所教えてくれないの。~さんいつも親しくしてるじゃない?」
「親しくなんてしてないって。私も聞いたことないのよ住所」
○グループB 女4 女5 女6 現われる どの服も選び抜かれている服 公園に不釣合いといえば不釣合いな服
○グループB 女4 女5 女6 グループAにむかって挨拶
○グループA 緊張した面持ちでグループBにむかって挨拶を返す。
○グループB 女4 女5 女6 習い事についての話
○グループB 女4 女5 女6 おいしいお取り寄せケーキ屋の話
「絶品よ。絶品。これ食べたら他のなんて、もう食べられなくなるから。今度、お持ちするわね」
「ぜひ、いらして」
○グループA 女1 女2 女3 会話ぎこちなく……
誰もが身にはいっていない会話続く。淡白な情報交換のような会話。
「……へぇ」
「……うん」
「……そうなんだ」
「うん、うん。わかる」
「……へぇ」
○グループB 女4 女5 女6 会話どんどん盛り上がる
○グループA 女1 女2 女3
会話の数が減っていく グループBの会話盛り上がるほど。
○グループA 女1 女2 女3のうち、女3だけがグループBに接触を試みる。
「あ。どうも」
「どうも」
「先日は……」
「ああ。こちらこそ」
○女3、グループB 女4 女5 女6と二、三、会話をする。弾まない会話。あわせる事が難しく。
相槌すら打てずに……。
○グループA 女1 女2は女3とグループB 女4 女5 女6とのやりとりを凝視。
○女3 「……」グループAに戻ってくる。
仲間意識強まる? →その逆だな。
○どこのグループにも所属していない新参者の主婦 女7 どのグループに話しかけるか決めかねている様子 こざっぱりとした服装
○女7 グループA、グループB、二つのグループどちらに声をかけるか迷っている様子
「まさしー、そこにのっぼちゃダメよ。あぶないわよー」
○女7 グループBに話しかける
○グループA 女1 女2 女3 てきとうな会話をしながら、ちらちら女7とグループBの様子を見ている。全員が気になっていながら、お互いに気になっていないフリをする。
グループA会話の時々、話かみ合わないまま進んでいく。
○女7とグループBの会話は弾んでいる様子。ときおりどっと笑いが起きる。
○グループA 女1 女2 女3、女7とグループBのやりとりを凝視。
○どこのグループにも所属できない主婦 女8あらわれる みすぼらしい服
○女8 グループAに話しかけてもよそよそしい態度で、接せられる。
「さぁ、わからない」
「ないない。聞いたことない」
「え? 私も、知らない」
○「おい。みちこ」出てくる夫。男2 つなぎを着た服の男
○つなぎを着た服の男2と女8、ベンチに座る。お弁当を出してご飯を食べる。
「としおー、ご飯ー」
「おい。飯だぞ飯」
「遊びに夢中なのよ。あの子」
「ほっとけ。後で食べるだろ。あいつ、ほんとジャングルジム好きだな。猿だな、あいつ」
「お茶いる?」
「おお。いるいる」
女、水筒からお茶を男2につぐ。
「うめえな」
「……」
「うめえ。あ。やべえ。思い出した。俺、もうそろそろ戻らないと……」
「そう……」
○芸術家だと言われているある亭主 男3 考え事をしている様子。
○芸術家だと言われているある亭主 男3 ふと何かを見つける。タバコの吸殻を拾い上げる
「……」
○芸術家だと言われている亭主 男3 ゴミ箱に近づく 女達「感心ね」「感心、感心」
○芸術家だと言われている亭主 男3 ……タバコの吸殻の匂いを嗅ぐ。
○芸術家だと言われている亭主 男3 縮んだタバコの吸殻を、ていねいに伸ばし、胸ポケットにしまう。
○芸術家だと言われている亭主 男3 また何かを見つける。タバコの吸殻を拾い上げる
○芸術家だと言われている亭主 男3 縮んだタバコの吸殻を、ていねいに伸ばし、また胸ポケットにしまう。
○グループA 女たち「……もらってないのかしら。おこづかい」
○芸術家だと言われている亭主 男3 カバンの男に近づく
「あの火ある?」
○カバンの男 男1
ライター、何度やっても火つかず。
男1「……」
男3「……」
男1「……」
男3「……いいよ。もういいよ」
○大手外資系で働き仕事もばりばりこなしていると言われている亭主、現われる 男4 ファーストフードの店の服装。
「おい。きみ子」 何かを落とす。
「手がもう疲れちゃって。パテひっくり返しすぎてさ」
○なかなか成功している青年実業家だと言われている亭主、現われる 男5 やきいも屋
「おい。まち子」
「……!」
「驚かせちゃったかい? まわるところ変えてみたんだよ」
○
○
○
○カバンの男
女に向かって
「鍵かしてくれよ」
○女
「お願いだから、もう少し離れてよ」
「何だよ」
「こっち向かない。見られたらどうするの」
「一体、何言ってんだよ。お前」
「そこのマンションに住んでるのよ。~さん」
「そんなこと知るかよ」
※登場する人物、出来事は全てフィクションです。
今日はここまで

2011.5.10 retouched