部活動が地域移行し、道場の子供達もスポーツ少年団に入る子が増えてきました。
【スポーツ少年団】
多くのスポーツ少年団は、原則「ボランティア」です。保護者が監督になり・保護者が指導者となり・保護者が会計係をし・保護者全員が何かしらの仕事を任され運営します。
こうした中で持ち上がっているのが「親の負担の不公平」の問題です。
やはり、大変なのは指導する方です。
スポーツ少年団の先生は家庭や仕事の都合をつけて毎回ボランティアで指導をしています。
指導者が練習に来れないと練習自体が休みになる為に指導者は休めません。
責任感の強い方は、我が子が卒業しても指導を続けています。頭が下がりますm(._.)m
私もサラリーマン時代に5年ほど週二回でボランティアで空手の指導をしていましたが大変でした。
私が休めば練習は中止になりますので、5年間1日も休めませんでした。代わりの指導者が欲しかったです…
指導者の少ないチームの先生は本当に本当に大変です。
スポーツ少年団では保護者全員が子どもの練習に付き合うことが理想だと思いますが、実質的に不可能な家庭が多いと思います。
そこで最近では指導者やご家庭の負担を軽くする代わりに、運営に必要な会費をしっかりとるチームも出ているそうです。会費を多く取る事で臨時講師も呼べますし、指導者も休みやすくなります。また指導者に交通費くらいは払えます。
そのようなチームではスタッフだけで指導から運営まで全て行いますので、親御さんは一切ノータッチとなります。
何かしら関わりたい親御さんは寂しいかもしれませんし、ご家庭の金銭的な負担も大きくなりますが、私はコチラの方が良いのかな!?と感じています。
指導者は働きに見合った報酬(せめて交通費)、くらいは受け取るべきだと感じています。
昔この様な提案をしたところ「スポーツ少年団の理念に反する!」とお叱りを受けたことがあります(>_<)
今日は、スポーツ少年団はボランティアで成り立っている!についてでした。
押忍。