実家に二泊三日の二日目に母方の実家に行きました

おじいちゃんおばあちゃんといろんな話をしたけど
おばあちゃんが(私の父方の)おじいちゃんのお通夜のときに野菜たくさんもってったら驚かれた話が面白かったな

父方のおじいちゃんは弟がたくさんいて、みんな死んじゃって未亡人ばかり残ってたから

お通夜のときは老婦人たちで狭い実家がギッチギチ(笑)

そこに農家やってる母方のおばあちゃんが野菜をもってきてくれて、老婦人たちで料理を作ったみたいなんだけど

カボチャを何個か蒸し上げたところ、老婦人たちが「そんなにいっぱい」って

おばあちゃんはおじいちゃんと二人暮らしでも同じくらい蒸して毎日モリモリ食べてるからね

老婦人たちは食べる前から「このカボチャは食べきれないからみんなで分けて持ち帰りましょう」って熱心に計画立ててたって(笑)

魚につける大根おろしもゴリゴリすってたら「もういいもう充分」って

これでどこに足りるんだって見てたら魚の横にチマッと…
それじゃ食べた気がしないだろ~って おばあちゃん思ったらしい

「お金はないけど野菜は腐るほどあるからね」って、おばあちゃん

そうなんだよね~
私も野菜に困ったことってない
お金はなくてもおばあちゃんちに行けばいくらでももらえたから

夏なんて大量の野菜を前に、いかに腐らす前に食べきるか考えてる
次々と新鮮な野菜がくるから、古い方がもったいなくて古い方から使ってると新鮮だった野菜も古くなっちゃう悪循環
だから古いのは思い切って見捨てたりとか、しょっちゅうだった

おばあちゃんたちは農家といっても今はだいぶ縮小して、自分と自分の子どもたちが食べる分だけ作ってる

お米は少し売る分もあったけど、おばあちゃんがコンバインで失った中指の痛みがひかなくて、今年は田んぼを貸し出ししたみたい

おじいちゃんも胃に穴があいて手術したし、今年は二人とも絶不調だったはずなのに野菜は作ったみたいでたくさん頂いた…

恵まれてるってこういうことだよね

その恵みで育ったから、今私は自分の作る料理が体に合わなくて苦しんでるわけですが…



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