韓国時代劇 「陛下と殿下」 | 韓国じゃなくても、ハングルな日々

韓国時代劇 「陛下と殿下」

朝鮮時代(李氏朝鮮)の王様は

アルプスのブログ-チョナー

전하チョナ、漢字【殿下】)
と呼ばれていますが、


朝鮮時代より前の時代、例えば 新羅・百済・高句麗の
三国時代

(→三国時代 参照)

その後の高麗時代などでは、皇帝陛下ということで、

韓国じゃなくても、ハングルな日々-ペェハ(漢字【陛下】)

폐하ペェハ、漢字【陛下】)
と呼ばれていますね~!



李氏朝鮮国は明の臣下国として建国されました。


明の国王は皇帝陛下ということで

韓国じゃなくても、ハングルな日々-ペェハ(漢字【陛下】)

폐하ペェハ、漢字【陛下】)
と呼ばれ、


朝鮮の国王は

アルプスのブログ-チョナー

전하チョナ、漢字【殿下】)
と呼ばれています。


単独の国家として建国された朝鮮時代前の高麗や新羅の
国王は皇帝陛下で陛下とよぶのが正しいというわけです。


アルプスのブログ-チョナー

전하チョナ、漢字【殿下】)

の発音は「チョ」と読みそうですが、連音化して

「チョ」と発音します。

(→連音化 参照)



朝鮮時代では次なる王様になる世継ぎの御子のことを

アルプスのブログ-セジャ

세자セジャ、漢字【世子】)

韓国じゃなくても、ハングルな日々-ワンセジャ(漢字【王世子】)

왕세자ワンセジャ、漢字【王世子】)
などと呼んでいますが、


その前の時代では
韓国じゃなくても、ハングルな日々-テジャ(漢字【太子】)

태자テジャ、漢字【太子】)
って呼んでいますね~!



朝鮮時代は明の臣下国ということで「皇太子」の
「皇」を使えなかったことから、こちらもやはり

アルプスのブログ-セジャ

세자セジャ、漢字【世子】)

韓国じゃなくても、ハングルな日々-ワンセジャ(漢字【王世子】)

왕세자ワンセジャ、漢字【王世子】)
と呼んでいるのでしょう...!



★追伸1:

屋根裏部屋の皇太子」というユ・チョン主演の

ドラマがありますが、


韓国の題名を直訳すると「屋根裏部屋の王世子

になります。


朝鮮時代のお世継ぎ御子が現代にタイムスリップ

したお話しですが、日本人にわかりやすく「皇太子」

と訳していると思います。


朝鮮時代からのタイムスリップなので 本来は

「皇太子」(ファンテジャ)ではなく「王世子」(ワンセジャ)

になります。



★追伸2:

朝鮮王朝 27人の王様と朝鮮半島の歴史を

知っていただきたくて、

ドリルつきハングルテキストを作成しました。


題して、


韓国時代劇に学ぶ朝鮮王朝 『27人の王様』

とハングル

韓国じゃなくても、ハングルな日々-kings_snm

です。


詳しくはここを見て下さい。↓↓↓↓↓

右矢印朝鮮王朝27人の王様



★追伸3:

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。


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