あんたのしあわせが
ぼくのしあわせ。
そんな事微塵の欠片も
思えやしないけど
貼り付いた仮面は
あんたの前では綺麗に
笑みを浮かべるの







忘れたくないと
強く願えば願う程
記憶から消えてゆく
いつの日か何を
忘れたくなかったのかさえ
思い出せなくなって
それは余りにも哀しすぎる
人間の、性。







夢の中で君が
美しく微笑んだ
それだけで僕の心は
報われた気がした