哄う合戦屋/北沢 秋
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第三章 天文十八年夏 での場面。(目次が年代になってておもしろい)

 


 

大名の娘、若菜が城下まで行き、買い求め父である吉弘に甘露という瓜を食べさせるところ。

 


 

とてもおいしそう。

 


 

武田信玄が信濃と統一するちょっと前の話のようで、信濃の小豪族の生き残りをかけて合戦屋、石堂一徹が活躍する話。

 


 

この一徹の野望にあまり共感できず好きになれず話を進めていましたが、ラストはちょっとホロッとさせられました。

 


 

続編?『奔る合戦屋』もあるらしいから、機会があったら読んでみよう。



若葉に皮を剝いてもらった瓜にかぶりついて、吉弘は嘆声をあげた。よく冷えた果肉に芳香が満ち、歯に触れるとそれだけで溶けてしまうほどに甘い。(P115)

ガラシャ/宮木 あや子
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「ガラシャ。デウスのガラサのガラシャ」

 

主の恩寵を表す言葉で、どっちりいなにもコンテムツスムンヂにも頻繁に記されている単語だった。(P194)

 

玉子が洗礼を受け、洗礼名を決める時の場面。

 

この本はフィクションか?ノンフィクションか?もともと明智光秀の娘、玉子について詳しく知らないので良く分からないよ。でも、なぜあの時代に細川ガラシャ?って今まで引っかかっていたことが少し分かったような・・・。

 

ガラシャはもちろん、糸もとても存在感のある女性だった。

 

本の表紙もとても美しい。(装画 ワカマツカオリ)

小太郎の左腕/和田 竜
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『のぼうの城』がおもしろかったので、読んでみました。


率直な感想、ぼーっとした感じ。


小太郎も林半衛門も魅力的なのに、なんだかうすっぺらいというか・・・。


もうちょっと、人物像を掘り下げてしっかり書いてあればもっとおもしろかったろうにと思う。

水滸伝 19 旌旗の章/北方 謙三
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「心に、なにがある?」

 

「黒々としたものが。憎悪かもしれません。あるいは怨みかも。呪うような気持ちかもしれないと思い、崖を登ってきました」

 

「憎悪でも、怨みでも、呪いでもない」「黒々としたものは、光を当てられるのを待っている」

 

「光がある、とは思えないのです」

 

「これを」「旗だ。はじめて梁山泊に揚げたのが、この小さな旗だった」

 

「この旗が、おまえの心に光を当てる」「漢たちの、血と思いが滲んでいる」

 

「私が、持っていてもいいものですか?」

 

「おまえしかいない。私は、これを渡すために、おまえを待っていたのだ。襤褸のようになった、古い旗だ。『替天行道』と、私が書いた」

 

「この旗が、私の心に光を?」

 

「死ねぬぞ、その旗を持つかぎり。あらゆる人の世の苦しみも、背負うことになる。しかし、心に光を当ててくれる」

 

「死にません。もっと、苦しんでみます。光が、ほんとうに当たるかどうか、生きることで確かめてみます」


『水滸伝』全19巻読み終わりました。

 

最終巻はどんどん、どんどん追い込まれてくる梁山泊軍にドキドキしすぎて何度本を「ぱたんっ!」と閉じたことでしょう。

 

王進の濡れ衣の罪から始まったこの話、まだまだ終わらないこんな壮大な物語になるなんて思ってもいませんでした。

 

1年以上前から読み始めた『水滸伝』ですが、長かったようで短かったようで・・・。

 

長男に「水滸伝、読み終わったよ・・・」と言うと、「すげっ!」と言っていました。

 

宋軍との戦いで死んでいった者たちの血と思いを受け継いだ、楊令。これからまた始まる物語が楽しみです。

 

でも、一段落したところで落ち着くためにちょっと休憩しようかな。。。

天地明察/冲方 丁
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読んでいる途中も、読んだ後もとにかく爽快。

それというのも、主人公の渋川春海の性格と、話のテンポの良さなのだろうと思います。


天文学、算術、碁打ち、いろんな要素がうまくかみ合っていて、最後まで楽しく読みました。




クローズド・ノート/雫井 脩介
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図書館で大好きだった『犯人に告ぐ』と同じ並びにあり同作者という事を知り、またずっと前映画化で話題になったなぁと思い出し借りて読んででみることにしました。


久しぶりの恋愛小説に心が洗われるようでした。たまにはこんな本も読まないと・・・ね。


やわらかい文体でほんわか暖かくなるような・・・心に染みる話です。


また、ついつい万年筆も欲しくなる小説です。





水滸伝 2 替天の章/北方 謙三
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旗を揚げた。『替天行道』。兵たちは一瞬静まりかえり、それから大歓声をあげた。(P324)


梁山泊になる山寨を乗っ取り(人聞きの悪い・・・)、いよいよ始動!


王進先生に預けられた、武松が心配であり、どう生まれ変わるのか楽しみ。