働きがわかりにくい内臓のお話 | あるまじろ整体院のブログ

あるまじろ整体院のブログ

2014年2月、東京は日野の新町3丁目にオープンする整体院『あるまじろ整体院』院長がお送りするブログです。

オープンまでの準備やカラダの話、院長の趣味の話など、バラエティ豊かにお届けします!

こんにちは!
あるまじろ整体院の小倉です。

よくフットケアをしていると「この臓器の働きって何?」と聞かれる事が多いので、

今日は、何してるかイマイチ分からないと
思われる臓器を、まとめて紹介をしようと思います!


・胆のう
身体は、胃に入ってきた食べ物を完全に消化する為に、肝臓から「胆汁」が出ます。
胆汁は栄養素の分解に必要不可欠なのですが、
これは肝臓からゆっくり常に精製されているため、
胆汁を流す必要がない時は、自動で胆のうに貯蓄されていきます。
そしてまた何かが胃の中に入ってきたら、胆のうから胆汁を流し、肝臓の仕事を手助けしています。

・脾臓
脾臓(ひぞう)は、主に身体の免疫機能を担っています。
リンパ球と呼ばれる白血球を精製し、身体の中に入ってきた雑菌や細菌を処理しています。
他にも古くなった赤血球を壊す、血液を貯蓄しておくなどの役割があります。
造血機能もありますが、主に小児期に働くのみで、
大人になってからはケガした時等にしか働きません。
脾臓が疲れている時は、身体が左に傾きやすくなり、左側の肩や背中に痛みが出やすくなります。

・甲状腺
甲状腺(こうじょうせん)は、喉仏のちょっと下にある臓器で、
新陳代謝に働きをかけ、身体を活性化させる
「甲状腺ホルモン」という物質を精製します。
これは成長ホルモンとして、子供の発育にも影響がある大事なものです。
しかし、コレは多くても少なくてもいけないホルモンで
多すぎるとイライラしやすくなったり、少なすぎると日中眠くなったりします。
甲状腺ホルモンは脳下垂体が分泌量を管理しています。


・副腎
副腎(ふくじん)は、
体内の血糖や血圧を体内に一定の状態を維持、調整するためのホルモンを分泌しています。
このホルモンは生命を維持するのに
とても大切なものです。
副腎が疲労してくると、体から疲れが抜けにくくなったり、気力が沸かなくなります。

・肝臓
肝臓(かんぞう)は、
大まかに代謝、解毒、胆汁の精製をおこなう臓器です。
胃や肝臓、腸で分解された栄養素の一部は
肝臓に貯蔵され、体内に不足してきたら自動的に放出する仕組みがあります。
また、体内に入ってくる細菌の無力化したり、
食物の消化を手助けする胆汁を作ります。
肝臓が疲労すると、身体が右に傾きやすくなり、右側の肩、背中の辺りに痛みや辛さが出やすくなります
また、疲れが抜けなくなる、食欲が沸かない等の症状も出ます。
お酒が美味しく感じなくなる事もあります。



普段意識していない臓器でも、重要な役割があるんですね〜
筋肉の疲労もですが、内臓も労ってあげたいですね。