このカテゴリでは、第3子と一旦お別れしてしまった出来事を振り返ります。
また会えることを信じて。
※静かなお産に関する記述が出てきますので、続きの閲覧はご注意いただければと思います。
お兄ちゃんの思い
産後10日目の
2023年12月11日、
この日は少し散歩をしようと思い、
お姉ちゃんと公園に行ったよ。
まだ腰が痛かったけど、
トコちゃんベルトが
よく効きました。
トコちゃんベルト、
こんな気持ちで使用する
ことになろうとは…
帰宅後、
やっとお兄ちゃんと
会話ができました。
まず、今回、
お兄ちゃんとお姉ちゃんは
3ちゃんと
対面もしていないし
写真も見ていない。
ご遺体にも対面しない、
火葬にも立ち会わない、
家族としてそれでいいのか
お母さんには、
途中まで迷いもあったけど、
今いる子供たちに、
必要以上に悲しんでほしかったり、
恐怖心をあおりたいわけでは、
決してないよな、と思った。
前を向いて歩いてほしいだけ。
だからといって、
なかったことに
してほしくはない。
家族だから
だから、
お姉ちゃんにはずっと、
3ちゃんを失って、
悲しかったことを伝えてきた。
そして、今後はより一層家族で
支えあっていこうということも。
そしたら、お姉ちゃんは、
お母さんをたくさん励ましてくれ、
立派なお姉ちゃんになる!!
と言ってくれた。
一方、中学生のお兄ちゃんは、
インフルエンザで寝込んでいて、
その後すぐに期末テストとなり、
全然話せなかった。
それで、この日やっと話せた。
ずーっと弟が欲しいと
言い続けていた兄。
強い口調ではなかったものの、
自分が中学生になっても、
弟を諦めなかった。
その兄は、3ちゃんが
お空に還ったこと、
どう思ってるのだろう…。
この日、まずは、
- 子供を失うのはすごく悲しかった。
- あなたも大切な宝だから健康に気をつけて過ごしてほしい。
- 家族として忘れないでほしい。
と伝えた。
すると、お兄ちゃんは、
すぐに泣きそうな顔になった。
この子も辛かったんだなぁと
よーく分かったよ
「妹は、
『3ちゃんは絶対
我が家にかえってくる』
って言ってるけど、
あなたはどう思うかな。」
と、改めて聞いてみた。
すると、
「かえってきてほしいけど、
また同じことになったら…」
と言葉を詰まらせていた…
そうだよね、そうだよね、
そこまで考えてくれて
ありがとう。
また同じことになってしまったら
すごく悲しいよね
でもその後に、
「でも、できれば
かえってきてほしい。
3ちゃんが、
かえってきてほしい」
と言っていた。
「男の子だったよ」
と伝えたら、
そんなに小さくても
性別が分かることに
驚いていて、
同時にすごく喜んでいた。
中学生になっても、
家族のことをすごく大切に
思ってくれる。
本当に感謝だな…。
3ちゃん、
お兄ちゃんとお姉ちゃんの
心の優しさを
改めてお父さんとお母さんに
気付かせてくれて、
ありがとう…!!!