神戸の犬整体歩くいぬ
このブログは元動物病院勤務、現在
犬の整体をやっている佐々野が
書いています。
先日、「骨の博物館」へ特別に許可をもらい
犬の骨格を7体見てきました。
写真や動画(動かない骨格の動画w)を撮りまくり
犬種や関節ごとにまとめて観察していたところ
面白いことに気が付きました。
■関節にも個性がある??
肩甲骨が大好きな佐々野ですが、その肩甲骨が
唯一関節しているのが肩関節。
模型では見てるけど実際はどうなっているんだろうと
7犬種の肩関節だけを並べて見比べてみました。
そしたらシーズーの上腕骨が飛び出していて
肩関節は奥まっているのに気づきました。
なんでなのか??それは分からん。。。
「シーズーだからこう」というには見る数が
一頭ではなんとも言い難し。
■この事実を知って「あ、やべー、、、」となりました
よくよく見るとみんな形が違う!
シーズーだから飛び出てるとか小型犬だからとか
オスだメスだ、というには
あまりにもデータが少ない。。。
いや、そんなことよりも!
施術の時に測って
『あ、この子上腕骨が短いですね。」って
言ってた自分よ。。。
短くなかったんじゃない?
うちのはんぶんちゃんも「短足だ」と思ってたけど
ちゃんと触ってみたら全然短足ちゃうかったです。
「え、うちの子腕が短いの??」と余計な
心配をかけてしまった飼い主さん、
すいませんごめんなさい。
■何がオトクかイメージしてみる
ここがでっぱってると大きな筋肉(腱)が
しっかりついてると言える。
肩関節は脱臼しにくいんじゃないかと
先生が言ってました。
このでっぱりがつっかえになって
脱臼しにくいとも考えられないかな。
オトクなのかしら。。。?
はたしてシーズーの肩関節脱臼が他犬種と比べて
スバ抜けて少ないのか、
これは個性なのかシーズーあるあるなのか、
知りたいけどそれには何頭ものシーズーや
他犬種の骨格を見たり臨床のデータを集めたりしないと
あかんと思うけどそれは不可能。
でも「同じ関節でもそれぞれ違う」という事が
分かりました。
あまり興味ある方は少ないだろうけど
私はとってもワクワクしました♪
ダルメシアン正面
猫。
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