神戸の犬整体歩くいぬ
このブログは元動物看護士、現在
犬の整体をやっている佐々野が書いています。

 

愛犬の四肢は気にしてるけど
腰は蔑ろにされてる気がします。

 

足の動きや向きや位置は気を付けている
飼い主さんは多いけど

 

腰も大事なのでケアしてあげて欲しいです。

■犬の腰はどこかというと

腰ってどこかというと

 

肋骨の一番後ろから腰骨(腸骨)と言われる
でっぱりのあるところまでが

 

「腰」です。

この辺り。

 

ここは骨は背骨しか通ってないところ。

 

その背骨には内臓がぶら下がっているらしいです。

 

でないと重力で、腸や腎臓や膀胱が腹側に
かたよってしまいますもんね。

 

重い内臓を背骨と筋肉で支えている所なんです。

 

■案外使ってるよ腰

歩くときは四肢のみの筋肉で推進している
わけではありません。

 

腰も動かしながら足を前に運んでます。

 

足の動きの悪いコは、さらに腰を振って
足を前に出そうと努力します。

 

全力で走る時は腰をぐっと丸めて
足を前に蹴り出してる。

 

重力のかかる向きが違うので人ほど腰への負担は
大きくないかもしれませんが

 

犬の腰は結構大事だし固くなっちゃってる子も多いです。

 

■ケアは痛みが出る前にやってください

「うちの子腰痛がある」とよくお聞きします。

 

腰痛の原因がなんなのか、本当に腰痛なのかは
病院でないと分かりません。

 

その痛みが内臓からのこともあれば
筋肉が原因のこともあるでしょう。

 

筋肉痛ならおうちでしてあげられることが
あると思います。

 

まずは痛みにまでならないように
常に柔らかくしておく。

 

何かの拍子に「グキ!!」とならない為には、
柔軟性を保っておくのが
大事だと思います。

 

(犬に正しい姿勢を求めても無理ってものです)

 

痛みが出て触らせてくれない時は温タオルや
小豆灸などで温めてみましょう。

 

触らせてくれるなら両手で挟んでゆ~っくり
圧をかけてみたり

 

背骨に沿ってマッサージしてあげるといいです。

はんぶんちゃん温め中。。。

 

 

箱灸や棒灸もいいですね。