しっぽまで、人として、素敵♡

20日間連続チャレンジ！！！

12日目！！

昨日ご紹介させていただいた、ミカちゃんの相手役となりました、【キツネ】役の二條基実恵さん！！！

今回、初めてご一緒させていただきました(^^)

どんな感じの女の子なのか、全く分からなかったのですが、じわり、じわりと基実恵さんを知っていったのです。

最初、リモートで何役かみなさんに読んでもらった時、基実恵さんの【キツネ】が、ガツーンとヒットしまして…(*^^*)

すごーく、私の好きな芝居をしてくれたんです♡

願いを込めた感じを、落とさず、どんどん上がっていく感じ。暗い部分がなく、シンプルに晴れやかな気持ちを持ってそのセリフを喋っていることが伝わる。

こういうのは、演技力とか、経験値とかもあると思うけど、それだけじゃない、もうその人となりが、その台詞の説得力を作っているという感じだったんです。

【キツネ】は、物語の中で重要人物で、物語の中で一番大切な言葉を伝える役で、私の中のイメージもあり、その感じとバツーーーっ！！！と、合ったのが、基実恵さんだったんですね(*^^*)

その感覚は、やっぱり正解でした！！

何度か、私のアドバイスに迷ってらしてるなと思う時もありましたが、それに対しての真摯な姿勢、良くしようと最後までずっと諦めないでトライして下さる姿勢に、私はすごくすごく嬉しかったです！！！

ミカちゃんと同じく、もっともっとお芝居のことをアドバイスして、内面的なお話をしたかったなぁーと思います(^.^)

でも、そんな時間がなくても、基実恵さんの【キツネ】は、私は最高だったと思います。

ひとりぼっちの寂しさと、親友を得た喜びと、生きる目的を手に入れ、前に進もうともがき続ける基実恵さんの【キツネ】。

実は、私の二番目の兄が今回久々に観にきていて、これだけの豪華キャストの中、【キツネ】が良かったって言ったんです。

私の二番目の兄は、5人の子どもを持ちながら父から受け継いだ大阪のうどん屋『小雀弥』を全力で守って大きくして、24時間仕事のことを考えてすごい背負っている人で、【キツネ】に感情移入したの、なんだか意外でした！！

でも、なんだか、

派手ではない、

地道に、

一歩一歩地面を歩いて

自分で良いと思った人と良い関係を結んで、実直に生きている。

嬉しい時には喜んで

悲しい時には悲しんで

学んだことを次に生かしながら、

言葉を大切な人に伝えていく。

そんな【キツネ】を、基実恵さんの持ち前の人間性でストレートに演じる姿を、兄が良い！と思ったのは、なんだか分かるなと思うのです。

そして、そう思った兄のことが、やっぱり純真な人なんだな〜と思ったり(o^^o)

なんせ、すごい強烈な個性や、面白さや、美しさや、華やかなど、みんなガンガン出してるので、逆に基実恵さんの、飾らない、実直で、ちょっと笑えて、とても悲しくて、でもそれに浸りすぎてなくて、ちゃんと前を向うと、暗闇の中の一点の灯をじっと見ているような、素朴で優しい【キツネ】さんに心を寄せる、兄のような方達は人たちは少なくなかったと思います。