最年少の負けず嫌いちゃん(^^)

20日間連続チャレンジ！！！

4日目！！

3番目にご紹介するのが、

今回の最年少であります、SANAちゃん！！

小学4年生！！

私の姪っ子です。

2年前、SANAが2年生の時に初舞台、その時は側転など、アクロバティックな技をお客さんの前で披露したり、歌ったり、お芝居したのが楽しすぎたらしく、とにかく

「舞台立ちたい！！」

というので、よし、今回は、台詞たくさん、お芝居いっぱいやってもらおう！と、SANAちゃんには5役、やってもらいました！王子さまがめぐる星々の住人や、ラウンドガールなど、とにかく着替えて、出て、着替えて、出て、と、大変^_^;

中でも、私が大事にしていたのは、パイロットの弟、【フランソワ役】。

実際、作者サン=テグジュペリには若くして病気で亡くなっている弟、フランソワくんが居て、その弟が病と闘いながらも、

「ぼくのからだが辛いだけでぼくは辛くない。だから笑って。」と、いつもニコニコしていたよう。

王子さまが最後に、パイロットと別れて星に帰る時の描写は、フランソワがサン=テグジュペリに言った言葉や表情がベースになっているのでは、と言われている。

今回、パイロット役を演じてくださる坂口さんの弟、フランソワ役を作って、それをSANAに演じてもらいました。

ラスト、フランソワがパッと出て、パイロットの回想でスポットライトをあびて、お兄ちゃんに語りかける感動的なシーン。

これをSANAができるのか、私にとっても賭けでした。

でも、まだ10歳そこそこの女の子にはその重役が分からず、いつまで経っても言葉に真実味が出てこなかったので、ある日私がフランソワとパイロットの人生、描き方を熱く話しました。すると、SANAちゃんの瞳から涙が次から次へと溢れてきて…。

きっと、できない自分と、戦っていたんだと思います。その時は私も胸が熱くなって目が潤んできたけど、その後もしゃくり上げて泣き出すので稽古にならず(^-^;おーい、と思ったけど、その日は稽古せず、様子を見ていたら、そのフランソワの台詞はその後めちゃくちゃ練習して、完璧な【フランソワ】を見事に演じてくれました！！！