志保(須藤理沙)は、自身が研究者をやめる直前まで関わっていた宇宙エレベーター開発事務局長として南雲教授(余貴美子)に誘われる。
そのことで真奈子(松雪泰子)ともめるところが一つのテーマ。
事故の調査の発端は行きつけの激辛料理屋さんの店員グエンさんから。
グエンの住む古いマンションで知り合いである橋爪(宇崎竜童)が死んでいた。
謎の数字-23を残して。
マンションの至るところにはお札や悪霊退散の紙が貼られていた。
刑事(渡辺大知)が真奈子のファンであったことですんなり調査ができることに。
(ちょろい役が渡辺さんぴったりwww)
管理人(ラサール石井)に話を聞くとさまざまな怪奇現象のようなものが起きていた。
緊急住民集会は紛糾。
呪いを声高に叫ぶおばあちゃん。。マンションにいたらこわいですよねwww
グエンは橋爪さんにはお世話になっていたため気に病んでいた。
子どもがエレベーター閉じ込められたときも助けられており、非常に信頼したのだった
そしてグエンの子どもから橋爪の手帳を入手する。
そこにもいろんな数字が。
謎がどんどん増えていくところがちょっとホラーとかミステリー展開っぽいなーと思ってよかったです。
真奈子は雨の日と関係ありそうだと気づき真相には近づいていたものの、なかなか志保との話をしないのだった。
そして言い合いになり、その場の勢いで行けばいいじゃないと真奈子は言ってしまう。
そのまま真奈子は事故のマンションへ行ってしまう。
真奈子はエレベーターにのると電気が落ちて閉じ込められてしまう。
その中で真相を解明する真奈子。
ここで助けに来てくれたのは志保だった。
わずかな言葉からマンションにいることに気づいてくれたのだった。
やっぱり真奈子にとって大切な人なんだとわかるいいシーンだと思いました。
事故の原因は老朽化によるエレベーターの不具合だった。
雨の湿気が原因でエレベーターの底には水がたまり、電気系統に不具合が起きていた。
橋爪はそれらが起こっていることを証明しようとエレベーターの段差を測定していたのだった。
不運にも調査時にエレベーターの不具合がおきて、頭を天井に打ち付ける事故が発生していた。
そこまで聞いてもまだ住民たちはすべて他人に責任を転嫁しようとする。
ついには管理人も怒り、収まりがつかないように見えたが真奈子は住民たちに語り掛ける。
古いマンションには法律の適用がされず、全体の7割が放置されている現状がある。
橋爪さんはみんなで安全を守ることの大切さを伝えようとしていたと。
住民たちが疑心暗鬼になって信頼し合わなければ、小さな声は見過ごされてしまう。
しっかり耳を傾けて、互いに思い合う愛が大切だと言うのでした。
しがらみに囚われない真奈子だからこその素直な言葉なのかなと思います。
ラストは真奈子と志保の関係について。
やるべきことをすべきだと志保にいって事務局長をすすめる真奈子。
でも志保は研究室に残ることを決めたのだった。
これこそがやるべきことだと。
ほんとにいい関係ですよね。
誘った南雲教授もうれしそうなところが、陰ながら真奈子を見守っているという姿勢が表れていたと思います。