相変わらず松本まりかとほかの職員とのやり取りはいいですね。
しかし今回は突然の成仏の辞令に動揺する他殺課のイシ間さん(でんでん)の元へ幼い子どもが訪れるお話。
やりきれない思いでその少女の話を聞き始めるのだった。
少女・凛(佐々木みゆ)はいつもお母さんを怒らせていたから天国にはいけないという。
凛は保育士の先生にあこがれ、ほかの子どもたちに本も読み聞かせてあげるような優しい子だった。
一方で家庭環境は良いように見えず、母親はお迎えに来なかったり、凛の頭にはふけも見られていた。
そしてある日凛の首元には大きなあざが。
虐待を疑った保育園の職員は凛の自宅を訪れるが母(前田亜季)は歯牙にもかけない。
それだけでなく寒空の中ベランダに凛を閉じ込めたまま夜の仕事に向かってしまうのだった。
凛は「あしたのわたし」をずっと読み続ける。
死ぬ前には優しかった母の姿だけが浮かぶのだった。
虐待されていても好きだと死んでから本人が言うというこの物語ならではの話だと思いました。
シ村(松岡昌宏)はそれをひとこと洗脳だと静かに言う。
子どもを所有物だと考える人間もいると。
最後の朗読を聞いて感極まったイシ間さんは凛と一緒に成仏をすることに決めた。
来週はシ村を巡る加護の会のお話。
いやーしかし前田亜季さんがあんな毒親をやるとはーってびっくりしました。
やさしいときのシーンは今まで通りの前田さんでしたが、最後とかアバズレ感がすごい。
久々に前田さんみられてよかったです。