全てを失い仕事にいくこともできなくなって部屋に閉じこもるサクラ(高畑充希)
行けなくなった2016年11月から2018年1月まで一気にとぶのほんとえぐい。
でも鬱ってそういうものだと思いました。
きっとそれまでも同期の4人は何かしらアクションをとってきたものの何も変わらなかったのかなと思いました。
鬱って、思いがけない言葉で傷つけたりしちゃうから。
それでも仕事の場で救ってもらった4人は、仕事をクビになってしまうという段階になったからこそ忙しいながらも最後の大きなアクションを起こそうとするのでした。
菊夫(竜星涼)との思い出の図書館をみても、菊夫がケツを叩かれて奮起したように自分にしてみても、
蓮太郎(岡山天音)の設計案をみても何も思い浮かばず涙が出るだけ。
葵(新田真剣佑)の突然のプロポーズには、壊れたような笑いしかでてこなかった。
百合(橋本愛)はほんとに元のサクラにもどってほしいと心からの願いをぶつけるも、
夢という言葉がつらいだけのサクラは怒りで叫んでしまう。
百合はサクラとケンカ別れしてしまうのだった。
みんなに会うのもつらい、苦しいって言葉はほんとに苦しんでいるんだなあと思いました。
もう仲間だと思わないでくださいって4人にもつらい言葉だったろうなと。
そこに葵たちの様子が描かれるわけなんですが、葵と百合の関係は簡単に言っちゃいけないかな。
単純にみたら葵意味わかんないけど、サクラと百合2人のことをほんとに大事に思ってるんだと思いたい。
そして黒川専務(椎名桔平)には退職届を渡し、その帰りにはいつものお店もなくなってしまうことを知る。
それからすべてを処分してスマートスピーカーとだけ会話する生活をするのだった。
月日がたつこと1年2か月。(またもえげつない)
なぜ生きているのかスピーカーに聞いたりつれえ。。。
全ての難しいつらい質問を投げかける。
葵との子どもを産んで最後の試みをしようと提案する百合。
最後の手とは、、、
非通知の電話からはFAX音が。
そしてドアの隙間からは1枚ずつ紙がでてくる。
「俺たちはいつまでも待ってる
おまえとまた一緒に働ける日を
だからどんなに辛くても諦めない
サクラのいない世界なんかに生きていたくないから」
サクラには感情のこもった涙が。。。
最後は
「じゃあ また明日」
仲間になる前からいつでもサクラがみんなにかけてくれた言葉。
元の自分に戻ろうと決めたサクラ。
しかしその途中で隣の部屋の子どもを助けてバイクに惹かれて倒れてしまう。
サクラがずっと寝ているのはそれが原因だった。
そして現在のサクラへ4人は
また同じ言葉を。
じゃあまた明日。
目を覚ますサクラだった。
もちろんふさぎ込んだ人にやる方法としては違うのかもだけど、最後のFAXの言葉、というかじゃあまた明日って言葉をここにもってくるところはさすがだと思いました。
すっかり忘れてた言葉だったけど、FAXからでた瞬間前に言っている場面が浮かんでくるようでした。
あと2話大切にみようと思います。