始めは2019年の現在から。
主人公北野サクラ(高畑充希)は重い脳挫傷で意識不明の状態。
同期の4人はサクラの元を訪れるのであった。
そして、今の自分たちに影響を与えたサクラとの出会いの年について思いを馳せる。
かなりマイペースで、間違いは正確にただし自身の意見はしっかりと述べる。
島での育ちが影響したのか個性的な仕上がりのサクラ。
研修で一緒の班となり、今後も同期としてサクラと関わっていくのは以下の4人。
公式サイトの相関図を見るといろいろ書いているのですが、今回は1話の印象を。
月村百合(橋本愛)・・・広報部志望で冷静な都会の女性。笑ってない笑顔をサクラへ。
木島葵(新田真剣佑)・・・社長を目指すと口に出せるほどの自信家。
清水菊夫(竜星涼)・・・応援部出身で元気が取り柄であり気配りもできる。
土井蓮太郎(岡山天音)・・・設計志望で熱くならずに達観しているようなタイプ。
もうこの状態で最後には大揉めにもめることがわかりきった未来ですね(笑)
研修のシーンでびっくりしたのは足場組む体験をする研修!!!
ほんとにあるんですかね??
聞いたことない(笑)
まーその業界に志望してないと知り合いに聞いてみたりもしないので今度聞いて見ようかなー。
フィクションでもまあ建築っぽいんでいいと思います!
初日から一応親睦を深めていく5人は最後に提出発表する建築の模型についていろいろ話を進める。
サクラの一声によって、サクラの夢である故郷の島に架ける橋を作ることに決まる。
サクラは絵心がないので、蓮太郎が何度もサクラのむちゃぶりに対応して書いてくれます(笑)
いやー天音くんのふてくされ演技はほんとはまり役だと思いました。
サクラはグループの中にいてそれだけ自分の希望を出すのはすごいよなーと思いつつ、だれしもしたいけどできないことを特徴的に描いてるんだなーと思いました。
「すぅーーーーー」と深呼吸をすると何かしら意見があるときの合図。
ほかの4人はなんとなくサクラをつかんできました。
研修中なので、みんなちゃんと空気を壊さないようにしてる演技が4人ともうますぎねえかと思っちゃいました。
その中でも橋本愛は、毎回小ばかにしている雰囲気を表情で出すのがくそうますぎて今回のベストアクター賞勝手にあげます(笑)
(興奮して口が悪くなってしまいましたw)
そういえば模型の追加の材料にかかった費用はちゃんと会社でるのかなーと。
画材みたいなやつって高そうだけどw
ああ細かいところに気がいきすぎちゃう。
完成に向けてサクラは、故郷に橋を架けたい夢の理由を語りました。
橋があれば、天候不良でも大きな病院にも行ける。
母のために父が無理をして船を出して二人は亡くなってしまった。
育ててくれた祖父のためにも生きているうちに橋を架けたいという思いが生まれた。
そして最後の深呼吸は雪による耐荷重問題。
でもすでに発表前日の日。
ほかのみんなは無理だとわかっているけれども、サクラはしたいと理想を語る。
そんなサクラに対してついに百合は大爆発するのであった。
「夢と理想を追い求めすぎるな、組織に入ったら理想だけでなく現実がある」と。
他のみんなも同じ思いだった。
表面には出ないけど、きっとサクラは大きく傷ついて落ち込んだんだと思います。
それをFAXから感じ取ったじいちゃんはFAXでサクラへ好きだと送ってくる。
字がなんとも素敵。
この言葉と字にこれから何度も救われるときがあるんじゃないかと期待して待ってます。
そのじいちゃんの後押しもあり、サクラはギリギリで耐荷重を考慮に入れた模型を不器用ながら作り持ってきたのだった!
しかし社長賞はかつて社長が手掛けたプロジェクトと同様のものに。
ここでもサクラは異を唱える。
サクラは忖度した社長賞はおかしいといい、ふさわしいのはその班でも自分の班でもない、現代的な保育園のデザインのものを推したのであった。
組織に反したサクラに対して人事部長は、意見は個人のものか班のものかを問う。
本採用を取り消すこともできるといわれたほかの4人は、サクラを守ることはできなかった。
結果サクラはなんと人事部預かりに。
今後はそこでどんな問題を巻き起こしていくのか。
研修終わりにサクラはサグラダファミリアでのガウディが毎日言った言葉を。
「諸君、明日はもっといいものを作ろう」
故郷の橋を作ること、それだけでなく一生信じあえる仲間をつくり、そしてその仲間とたくさんの人を幸せにする建物をつくるこそがサクラの本当の夢である。
落ち込んではいてもこれからもひたむきにがんばっていくサクラの姿が想像できました。
純粋で強い思いを持つサクラは年を重ねるとともにどう周りに影響を与えていくのか。
主題歌チェックはしてなかったので直太朗のさくらが流れてぐっときてしまいました。
1話、入社1年目2009年のものがたりはこれで終了。
さてさてサクラを採ろうとしたのは人事部長の黒川森雄(椎名桔平)らしい。
元々人事部にする予定だったのかもしれないなーと思いました。
誰しもが少しは思う理想を追い求める姿をラジカルに描いたこの作品。
共感を得るためじゃなくて、何かしら見る人に影響を与えられればという思いが感じられると勝手に自分は思いました。
サクラにはハラハラするけどちゃんとチェックしようと思います!