今回はどちらかというと感想というより内容まとめみたいなところがありますかね。
TV版よりも前後編のせいか引き込まれる内容で意外とよかったところもあり。
はじまりは山の奥深くへと向かう火村(斎藤工)と有栖(窪田正孝)の二人。
ちょっとダボめな白スーツでも相変わらずお似合いになるイケメンたくみ。
そこは置いておいて←
謎の館に二人で向かうのであった。
事の起こりは1週間前。
ベストセラーホラー作家の白布施(高嶋政伸)と有栖が対談したところから始まります。
有栖担当編集者(柄本時生)から白布施担当編集者江沢(山本舞香)へと、捜査のフィールドワークのことが漏れてしまったことから白布施は火村と有栖の行動に興味を持つ。
そして必ず悪夢を見る部屋があるという夢守荘へと招待することになる。
一方大学の授業では真実を追うことに方法を選ばない因幡記者(佐藤隆太)がまたもや近づいてきていた。
因幡は実は火村の教え子である貴島(山本美月)からシャングリラ十字軍の取材情報を求めていたのだった。
前回因幡に安全な場所からブログを書いているだけだと揶揄された貴島は、自分のためにも火村のためにも現実に踏み込んでいく決意をしたのではないかと僕は思いました。
因幡はまだまだ謎を秘めており、後編にはどう絡んでくるのか見ものです。
館に着いた2人は悪夢部屋を確認するものの特に変わりはないようだった。
火村、有栖、白布施、江沢の4人は江沢の泊まるオーベルジュ・レヴリにて悪夢について話す。
白布施はふと悪夢を見たことからホラー作家としての道がはじまったとのこと。
火村もいまだ人を殺す悪夢を見続けている。
レヴリで話をする最中、階段で江沢か転倒する。
そこでは白布施の助手が心筋梗塞で死んでいたのだった。
山奥の夜だけに不安だけが募っていく展開でした。
そして二人はいざ悪夢の部屋へと白布施と別れる。
白布施は別れ際に自身の小説に出てくる言葉である別れの挨拶
サーナサーテ(別れの挨拶)と。
火村は就寝の直前悪夢に対してこんな考え方をみせた。
悪夢を見ることはホラー映画をみるのとは違う。
自分の深層心理を表しているなら自分にも見えない自分の心の底をのぞいてみたい。
今の火村の危うさを表しているようなシーンでした。
深夜には江沢が「誰にも気づかれずに殺します」というなぞの電話をする。
火村は弓矢で人を殺そうとする悪夢を。
有栖は雨の中にワンピースを着た人影をみる。
倒木まで起きた嵐は一転、明るく爽やかな朝を迎える。
有栖のみた人影は夢遊病のイラストレーター矢作(江口のりこ)と白布施から聞くも不気味さが拭えない有栖。
ついには白布施の助手であった渡瀬(松本大輝)の住居で死体が発見される。
首を真横から弓矢で射抜かれた女性の死体が。
そして右手首を失っていた。
部屋には血の手形が残され猟奇的な殺害現場であった。
被害者の女性(まつながひろこ)は前日に渡瀬の友人として訪れ、火村たちともすれ違っていた。
夜には嵐と倒木によって一種のクローズドサークルと化していた一帯によって、夜間その一帯にいた人物のみが容疑者へとなったのである。
倒木はドライブレコーダーによって正確な時間が事実として記録されている。
このへんはさすがだなと思いました。
事実とヒントとなる情報をきちんとだして謎解きをさせようとしているところがこのドラマの好きなところです。
それから火村の現場検証がはじまると、
手形が指先を上にして壁の下方についていることが不自然だと指摘する。
一体なんの意味を持つのか有栖はもちろん火村にもまだわからない。
去り際家には、悪夢を食べるというバクの像がおかれていたことに気づく。
これも悪夢部屋と関係があるのか。
被害者は渡瀬の友人でアメリカから帰ってきたと周りには言っていた。
イラストレーター矢作の証言から、被害者がなにか前日にさがしていたことがわかる。
現代機器を得意としないと言っていた渡瀬がフラッシュメモリなど持っていないというが。
そんな不審な点が、オーベルジュで働く主人の姪である由未(小野莉奈)には怪しく見えていた。被害者が渡瀬を偲ぶために訪れたのではなく何らかの目的を隠していたのではないかと。
しかし被害者には大泉(金城大和)というストーカーの影もあり、警察も有力な容疑者として彼を追う。
前編のラスト
大泉は近くの廃屋で死体で発見された。
またしても手首をなくした状態で。
今度は左手首だった。
これは快楽殺人鬼による殺人なのか。
渡瀬にはどんな秘密があり、被害者は何を追っていたのか。
そして悪夢のわけとは。
テレビ版より引き込まれるないようになっていて見ていてすごくよかったです。
後編が待ち遠しい。
みなさんも良ければぜひに！
今回は完全にあらすじネタバレの記事になっちゃいました(笑)
TWOWEEKSの高嶋さんのイメージが強すぎてなにかあるんじゃないかと思っちゃうw
10月6日(日)後編配信スタートです。