ラッパーJay Z、Interbpublicと共同で広告代理店設立 | arukoのブログ

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コミュニケーションデザインを生業とするプランナーの備忘録。

グラミー賞受賞のラップシンガーであり、ファッションブランドを持ち、
またバスケットボールチームのオーナーで、レコードレーベルの社長を辞めたばかりの
Jay Zは今度はTranslation Advertisingという広告代理店をInterpublicと共に設立する。
マルチカルチャー消費者と彼らが呼ぶ、マイノリティにリーチする代理店で、
Interpublicは49%を持つという。

 以前、ブランデッドエンターテイメント企業の調査で、LAの音楽レーベルなどを訪れたが、
当時音楽系のブランデッドエンターテイメントでツアーのスポンサーシップやミュージシャンの
CM出演などを除いた手法はラップなどに限られていた。その中で、音楽ビデオへのプロダクト
プレースメントや、歌詞の中にブランド名を織り込むなど積極的にやっていたのはラップや
ヒップホップなどの分野だけだった。音楽レーベルも、ラップ・ヒップホップ系のところでは
積極的に話を進める態度があり、なぜかという話を尋ねたときに、ラップやヒップホップは
「成り上がり」的なテーマの歌が多く、それを体現してミュージシャンであっても成功すると
レーベルの社長になったり、自分の会社などを持つように、起業家精神が高い音楽なんだ、
という話だった。そして、それがファンにも伝わっていて、次は僕が、私が、と続く人たちも
多いということだった。Jay ZやSnoop Doggの動きなどを見ていると確かに音楽を介して
次のビジネスの種を産んだりしているように見える。非常に逞しい業界だ。

http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/2008/02/jay-zinterbpubl.html

織田浩一/広告の近未来/アドイノベーター/2008

■avexのMAX松浦さんを引き合いに出すまでもなく、音楽に携わる人たちの、
「世に出てやる!売れてやる!」というマグマの強さには圧倒されます。
アーティストとしての線引きをギリギリ守りながら、露出のインパクトを最大化する意欲には、
コミュニケーションプランナーとして大いに見習うべき点があります。

ラップやヒップホップが「成り上がり」つながりでビジネスと親和性が高い、という着眼点は
面白い。SONYバイオのキャンペーンもそうでしたね。ユニクロもそうだったか。ちょっと多いかな。

一方で、特にロングテールに対してどうコミュニケーションを取ればいいのか分からない
クライアントが存在するわけで、接着剤としての私たちの存在意義があるのだろうなと。