20代の頃より、ずっと個展はイメージしていたのだが、
そのときからすでに、
個展は、ゴールでした。
先輩師範や、大先生ですら、未だに個展はされていなくて、
個展とは、名前が世に出てから、それなりの権威を持った先生が
開いていいものという観念が、当たり前のように
私の頭の中にもありました。
さすがに、20代30代の時の、私の力量では、まったく無理なのは
今、振り返っても明らかですが、
要するに、あの頃は、先生のお手本がなければ、書けないと思っていたし、
自分のオリジナルなんて、まだ先だと思っていた。
書道とは、こうあるべき、こうあらねばっていうのが、
なんの疑いもなく、頭を支配していたんだから
仕方がない。
40代になって、師範を取ってから、お手本なしでどんどん書いていく
訓練をさせてもらってから、
上手い下手は別として、私らしい、誰が見てもこれは、静峰さん
(私の雅号です。)の字だとわかる独特のものがでるように
なってきました。
そして、ずっと、自分のなかでも、上手い下手で判断していて、
私の字など、まだまだという思いで一杯で、、、
ところが、去年あたりから、上手い下手ではなく、
このままの私の字でいいやんって思いだして、、、
このままの字で、何か伝われば、
っていうか、この字だからこそ伝わるものを
つたえていけばいいやん。
先月のプチ勉強会で、
ゴールであった個展が、
スタートとしての個展になった。
個展から始めよう!