10年前の今日。父が他界しました。
数日後に控えた北海道旅行を楽しみにしている矢先でした。
肝硬変を患っていて 体調も良くなかったみたいですが、旅行好きの父は
それでも 行く気満々でいたのです。
でも、叶わぬまま あちらに旅立ちました。
三姉妹のうちで 私が一番父に似てると思います。
体型も いい加減なところも 外向きなところとか よくしゃべるところ あと何だろ、
どんどん話が大きくなるところとか。
父の話は いつも本当に面白かった。
たぬきに化かされた話、火の玉に追いかけられた話、肺炎で死にそうになったときの
閻魔大王にあった話。
10歳から17歳まで住んでいた中国の話。大峰山に修行に行ったときの話。
不思議と何回聞いても面白いのです。筋もラストもみんな分かってるのに
「あの話して
」って おねだりしたものです。
大人になってからも それは変わりませんでした。
もっともっと いろんな話、聞いておけばよかった。
父と母は そんなに仲は良くなかった.。時々 癇癪をおこして 手を挙げてたし、
分かってて、母の嫌がることばかりしていた父でした。
今、やっと 父の気持ちがよくわかります。
父は母に認めてもらいたかっただけだったんです。
母にとって 父は理想の男性ではなかったんです。むしろ 逆。
だから、そんな父と一緒になった自分を拒否してたんでしょう。
母は自分を責めて まるごと自分を認めてなかった。
だから 鏡である夫から 叩かれたり 嫌がらせを受けたりしてしまったんじゃないかな。
本当に 夫婦って面白い。
ちちの話も 母の話もあたりまえだけど いっぱーいあります。
私は そんな愛すべき父母を選んで 生まれてきました。
そんな二人から命の種火を分けてもらいました。
どんな遺伝子を受け継ごうと どんな育てられ方をしようと
それが私が選んだ道である限り、すべてが愛につながり
幸せの道につながる経験としてとらえ、経験させてもらっている
ことに感謝し、私(エゴも含めて)を生き 私を愛し ただそれだけが
今生 生を受けたテーマだと感じています。
こうして書いてる間も涙が 止まりません。
父を偲ぶ涙。 生かされてる事を嬉しく思う涙。 いろいろです。
母は 最近 「パパは 面白い人やったなあ。ママはパパと結婚して
良かったと思うよ。」って 言ってます。
生きてるうちに そう思わんかい
って感じですが、
これで パパも浮かばれます。
今日の字は 私が 大腸癌の手術の直前に書いたものです。
愛
