サッドティー(2014) | waldeinsamkeitの木をみて森をみず。

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L’arbre cache souvent la forêt.
本と映画の備忘録。ときどき、禅問答(笑)

アメンバー限定記事は公式ジャンルと全く関係ない超つまんないぼやき内容なので、公開していないだけですσ^_^;ホントにホントにお気になさらずにσ^_^;

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サッドティー(2014)


前作『こっぴどい猫』が
国内外の映画祭で高い評価を得た
21世紀型ダメ恋愛映画監督
今泉力哉最新作。

二股を解消したい映画監督と
その2人の彼女。
彼の行きつけの喫茶店の
アルバイトの女の子とマスター。
彼女へのプレゼントを買いに
行ったお店の店員に一目惚れする男。
元アイドルを10年間
想い続けるファンとその存在を知って
彼に会いに行こうとする
結婚間近の元アイドル。


さまざまな恋愛を通して描く、
「ちゃんと好き」ということに
ついての考察。
舞台を中心に活躍する岡部成司や
『受難』などの青柳文子、
『四十九日のレシピ』の内田慈らが共演。
個性あふれる俳優たちが
織り成す脱力系恋愛事情。






「ちゃんと好き」って
言葉にすること?
態度に出すこと?
わかりやすく行動すること?


後半にゆるく絡みあう内輪で
「ちゃんとした恋愛を見に行こう」
ツアーが始まるあたりから
じわじわ面白くなってくる。


気まずくて場が凍りつく瞬間が
みている側も息がとまる。
その場にいるような・・・
気まずいです(u_u)
ひとごとで良かった(^^;;


自分を取り巻く世界は
狭くて適当で深い意味はなくて
そしてそれなりの深さを持っていて
関わりを断てない。
強度はなくてもゆるく関わりあう。
恋愛の積み重ねで
元彼・元カノを外枠に置きながら
人は人を好きになる。
私は片思いばかりで
あまり経験がないせいか
外枠に置きながら
日常を過ごす気分が
よくわからない。
会わないだけで心を残してる感覚?


青柳文子の透明感。
ゆるめの演劇的人間交差。
抑揚はないが
底辺でブスブスいっているような
挿入歌とエンディング。
(しばらく耳に残るよぉ(・_・;)


ダラダラ展開するようにみえて
痛い男女が交差する脚本。


期待以上に
面白かった。


長時間、居座って
そこに僅かに残る
ほろ苦いラテの味を思い出した。
そんな悲しめのお茶。
★★★☆☆